『You manifest what you believe』

昨日からメルボルンに来ています。

オフィスに顔を出してから

久々に大切な人とキャッチアップ。

メルボルン滞在のメインの目的は

昨年からフォローしている

ニューヨーク出身のライフコーチ
ガブリエル・バーンスタインの

ワークショップに参加するためでした。

何冊ものベストセラー著書を持つ

彼女のインスタグラムは

短いけれども、心に残るメッセージ

ばかり。

彼女の美しさもそうだけど

何よりも言語化力と表現力がすごくて

彼女のインタビューを見るのが

大好きなのです。

コカイン中毒から世界から引っ張り

ダコのベストセラー作家＆

ライフコーチになるまでの

彼女のジャーニーもとても

正直で心に響きます。

今日のワークショップ、

こんなに心が揺さぶられたのは

久々で、何度も涙を流しました。

バーンスタインは本当に素晴らしいスピーカーで

ティーチャーで、ヒーラーだと

思います。

何かに依存しやすい人たちは

トラウマから目を背けながら

生きている、と彼女は言います。

お酒やドラッグのみならず。

仕事に依存するワーカホリック。

宗教に依存する宗教依存症。

恋愛に依存する恋愛依存症。

ヨガや瞑想に依存するスピリチュアル中毒。

などなど、そうか、依存は何も

お酒やドラッグだけではないのだな

と気付かされます。

私たちは心の痛みや傷から目を背け

別のことで気を紛らわせながら

心を失くすほど忙しく過ごします。

どんなに明るくてポジティブに見える人でも

どんなに成功していて美しい人でも

どんなにイケメンでフレンドリーでも

大なり小なり、皆んなどこかに

傷を抱えて生きています。

でもその傷はまだまだカサブタで
蓋をされているだけで

中身は完全に治っていなかったりして。

ちょっとぶつかったり、引っかけたりすると

そのカサブタがひん剥けて、血が出たり
傷が剥き出しになったり、傷み始めたりして。

その痛みは、怒りとして現れたり

悲しみとして現れたり、嫉妬として現れたり

妬みとして現れたり、人を批判したりジャッジしたり、
拒否や回避行動として現れたり

空虚感や孤独感として現れたり。

いろんな形で、『まだ治ってないんだよ！』

って私たちにメッセージをくれているのだと思います。

『あ、まだ治ってなかったんだ！』って

気づいた時が、背けていた傷に目を向ける絶好の

チャンスです。

これは以前山崎拓巳さんが描いたもの。

NLPのタイムラインについて

シェアした後に描いてくださったの。

あまりにも美しくて宝物です。

今感じている感情は、

今起きている出来事に反応しているのではなくて

もしかしたら昔の心のキズがズキズキしてるのかな？

と気づいたら…

まず

1. Choose to check in
自分の感情を確認し、気を向けること。
ネガティブな感情でも感じきる事。

2. Get curious
その感情に興味を持ち、どこから来ているのか知ろうとする事。

3. Compassionately comfort
そんな自分に優しく思いやりを持って
接すること。
コンパッションを持って

自分を認め、癒す事。

というステップを取るのが

ベストだとバーンスタインは言います。

"The path isn't straight line.
It's spiral.
You continiously come back to things
you thought you understood
and see deeper truth."

これはブレスワークファシリテーターの

マヨちゃんからもらったQuoteです。

”道は真っ直ぐではなく

螺旋状で、

やっと理解できた、もう解決した！
と思った出来事やパターンに

また戻ってくることがある。
そしてその度に深い真理に出会う。”

自分をごまかすためのツールは沢山あります。

それは仕事かもしれないし、お酒かもしれないし

薬かもしれないし、ソーシャルメディアかもしれないし

携帯かもしれないし、恋人かもしれない。

とにかくスケジュール帳を埋めて

忙しくすること、なのかもしれません。

でもあえて、立ち止まって自分を見つめること。

自分にどんな傷があるのかチェックしてみること。

その傷はどんな時にできたのか。

その時に自分はどう感じたのか。

悲しみや怒りや罪悪感や

感じた感情をそのまま見つめてみて。

その傷が今の自分にどんな影響を与えているのか。

どんな自分だったら今を思いっきり

愉しみながら幸せに生きられるのか。

どうしたら最高の自分を、そして人生を

生きることができるのか。

心のキズがズキズキとうずき出した時、

そんなことと向き合う絶好のチャンスかもしれません。

そんな事を思った今日のワークショップでした。

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