男性の浮気とオキシトシン
こんにちは♪ オーストラリアのメルボルン在住のナチュロパス(自然療法師)なみです。
多くの動物はつがいの関係を築きますが、一夫一妻制を貫くのは哺乳類では3%以下と言われており、ほとんどの動物が一夫多妻制もしくは乱婚制と言われます。
今でも一夫多妻制の国はありますし、日本だって昔は一夫多妻制が認められていました。
浮気の男の本能だ、とも言われますが、そう考えると男性の浮気はしょうがないものなのでしょうか。
哺乳類の中でも一夫一妻制を築く事で知られるハカタネズミの研究では、一夫一妻のカップルをつくる鍵となるのが"愛情ホルモン”とも呼ばれ、愛着形成に不可欠なオキシトシンとも言われます。
オキシトシンは、ハグやボディータッチ等のスキンシップによって分泌されるホルモンですが、脳を癒す効果があったり、ストレス緩和や、信頼感の向上、幸福感の向上等の効果があります。
オキシトシンは“忠実な愛のホルモン"とも呼ばれます。
男性被験者にオキシトシンの鼻スプレーを使用した研究では、一夫一妻で安定した婚姻関係にある男性にオキシトシンを投与すると、魅力的な女性がそばにいても距離を遠く保とうとする傾向がある事がわかったそうです。
つまりオキシトシンレベルが高いと、どんなに女性が魅力的でもアプローチをしない=浮気のきっかけを作らない=浮気をしにくい、という事になるかと思います。
以前ブログの記事にした事があります。
オキシトシンと一夫一妻型
男子に浮気されないようにするには、男子のオキシトシン分泌を向上させる事が秘訣なのかも。
もしくはきちんとオキシトシンが分泌できている男子を選ぶ事。
自分以外の人間、彼の友人や家族等との人間関係が安定している事や、周りの人たちへの態度等でも、オキシトシン分泌量の高さの判断ができるかも?とも言われます。
そして恋愛関係に発展したら、スキンシップを図る事。
キスやハグやタッチ等のスキンシップを大切に。
仕事で疲れてる彼にマッサージをしてあげたりしてもいいですよね。
恋愛とは植物を育てるようなもの、と言われます。
土と、光と水等、植物が育つために必要なもの。
土が痩せすぎててもうまく育たないけど、栄養を与え過ぎてもダメ。
光が足りなくてもダメだけど、光が当たりすぎてもダメ。
水が足らなくてもダメだけど、水をあげすぎてもダメ。
適度な栄養と水を与えながら、適度に太陽光に当て、育てていく事が大切だと、この記事にありました。
A Relationship Is Like A Plant
植物にはそれぞれの成長率があり、急な成長を望んでも叶わない事もあり、じっくりと丁寧に育てていく事が大切だったり。
栄養や水、光を与え過ぎ、急成長を遂げたと思ったら、枯れてしまったり。
なかなか難しいところですが、愛される事よりも愛する事を。
与えられる事よりも、与える事を。
というのが恋愛においても、何においても大切なのかなと思います。
私もまだまだ模索中なのでえらい事は言えませんが、恋愛関係って自分を成長させてくれる、人生の中でとても大切なスパイス。
皆さんは良い恋愛してますか?