毛髪ミネラル検査とは? | ナチュロパスなみのBeyond Naturopathy

毛髪ミネラル検査とは?

私のブログやら、セミナーでもよくお話する毛髪ミネラル検査についてです。

毛髪ミネラル検査とははてなマーク

体内にある必須ミネラル(カルシウム・マグネシウム・亜鉛・鉄分等)のバランスや、毒性のある重金属(水銀や、ヒ素、鉛、カドミウムなど、有害ミネラルとも呼ばれます)の体内蓄積量を測る検査です。

日本の方にはら・べるびぃ予防医学研究所の毛髪ミネラル検査をお勧めしております。

ら・べるびぃ予防医学研究所の毛髪ミネラル検査で測れるミネラルは計26種類。

骨や歯を作るカルシウム、筋肉や心臓の機能にも関係するマグネシム、ストレスや血圧調整に関係するカリウム、糖代謝に関係するクロム、代謝や血行に関わる鉄、マンガン、抗酸化作用のあるセレン、免疫や生殖機能に関わる亜鉛。

有害ミネラルともいわれる重金属類の水銀、カドミウム、鉛、ヒ素、ベリリウム、アルミニウム(軽金属ですが、有害ミネラルです)等を調べます。

現代人は、食生活の乱れ、不摂生、食品に含まれる化学添加物、ストレスや環境汚染の影響などからミネラルのバランスの乱れが起こりやすく、有害重金属が溜まりやすい状態です。

日本人は特にマグロや大型魚の摂取量が多いので、水銀が蓄積しやすいです。

胎児影響の安全基準値(胎児の脳神経への影響がないとされる値)は毛髪中水銀レベルが2.2ppmです。
が日本人でこれを超える人は残念ながら結構います。

魚は大きければ大きい程重金属や環境ホルモンの蓄積が高くなります。
これは生体濃縮というのが起こるためです。

環境ホルモンとは、生体のホルモン作用を撹乱してしまう物質のことを言います。

内分泌かくらん物質とも言われます、

重金属の中でも水銀、鉛、カドミウムは環境ホルモン指定されています。

環境ホルモンについての詳しくは次回お話ししますね。

さて、水銀、鉛、カドミウム、3つとも脳神経系統への影響がありますゆえ、やはり脳神経系統の発達や認知機能などに影響を与えると言われます。

最近の研究では、ミネラルバランスの崩れ、有毒の重金属の蓄積によって慢性の疲労感、うつ、アレルギー、高血圧、甲状腺機能異常、骨粗鬆症、動脈硬化、自閉症、ADHDなども引き起こすことが分かっています。

また不定愁訴といわれる原因不明の頭痛や、疲労感、記憶力の減退等にも関係していると言われます。

30代を過ぎてからの代謝の低下はミネラルのアンバランスによって起こることもあります。

どんなにダイエットをしても運動をしても痩せないという方は、ミネラルのアンバランスが代謝を低速させているのかもしれません。

ミネラルバランスや有毒の重金属のレベルを知ることで、自分の体調管理または改善、食生活の向上、デトックスなどに取り組むこともできますよね。

さてなぜ血液や尿でなく毛髪なのかはてなマーク

それはその日に食べたものや、ストレスや運動量によってミネラルの数値が左右される血液や尿と違い、毛髪中のミネラル量は検体として非常に安定している上、数ヶ月間の体内のミネラルバランスが反映されやすいからです。

毛髪にはシスチンといわれるアミノ酸が含まれるのですが(ケラチンって聞いた事あると思います。ケラチンの元になるアミノ酸です)、そのシスチンにはキレート作用(ミネラルを蟹の挟みのように巻き込む作用)があると言われ、髪にミネラル類を巻き込んでいくため、体内のミネラルバランスが一番現れやすいと言われます。

ナチュロパシーでは病気になる1歩手前の体に不具合が起きている状態をSubclinical(潜在性、無症状性)といいます。

毛髪ミネラル検査のいいところはSubclinicalの体の不具合をいち早くキャッチすることができる事だと思います。

Subclinicalの例ですが、クライエントであきらかに鉄分不足の症状の方がやってきたときのことです。

症状は極度の疲労感、倦怠感、うつ、生理がひどく生理中は起き上がれず会社も休まなくてはいけない、しょっちゅう風邪をひくなどでした。 

でも本人はお医者さんのもとで受けた血液検査では貧血ではないし、他にも異常は見られないと言われたと言います。 私の勧めで毛髪ミネラル分析をします。 そうすると体内の鉄分の量が少ないだけでなく、B12や、鉄分の吸収分解に必要なMolybdenum(モリブデン)というミネラルも少ないことが判明します。

お医者さんで受けた血液検査はFBC(Full Blood Count)という検査での貧血状態というのは赤血球の数が少ないことをいいます。 体内の鉄分貯蔵量は調べていません。 鉄分とB12が少ないと赤血球の形はいびつになり、組織に酸素を効果的に運べなくなります。 だから彼女の場合貧血と診断される前のSubclinicalの鉄分不足の状態なんですね。 

ちなみに彼女は3ヶ月、鉄分、B12、葉酸、ビタミンC、亜鉛とMolybdenumのサプリメントを摂取した結果、症状そして顔色とも見違えるほどよくなりました。

鉄分不足が長いこと続くと免疫力にも大きな影響が出てきます。 当然感染症にもかかりやすくなります。

デイケア(保育園)などでいつも病気をもらってくる子供にもSubclinicalの貧血が多く見られます。

Subclinicalの貧血はずっと放っておくといつの間にか貧血になり、さらにほっておくと重度の貧血になることも。
重度の貧血は心臓麻痺を起こすこともあるくらい深刻です。

ただしこれとは逆にHemachromatosis(ヘモクロマトーシス)という鉄の代謝異常で体内に鉄が溜まりすぎる疾患もあります。 

鉄が体内に溜まりすぎても高血圧、心臓麻痺、肝臓肥大などを起こします。

自分のミネラルレベルをきちんと知っておくことはすごく重要。

血液検査などとも違い、髪の毛を切るだけなので、お子さんの栄養状態を調べるのも適しています。

そして妊娠を考えている方、日本人は特に体内の水銀レベルが高いことで知られていますので、妊娠する前に一度自分の有害重金属のレベルを知っておくこともすごく大切です。

有害重金属はへその緒や胎盤を通じて胎児にもいきわたってしまうからので、妊娠前、もしくは妊娠初期などに検査をし、水銀蓄積量の多い魚の摂取を減らしたりすることが大切です。

病気のあふれた現代、病気になる1歩手前くらいで自分の体調を改善する予防医学ってとっても大事だと思います。

ら・べるびぃ予防医学研究所の毛髪ミネラル検査は通常価格が初回10,500円ですが、ナチュロパスなみの紹介です、というと9,450円になります。

注意割引適用をご希望の場合は、お電話で検査キットをご注文頂くようお願い致します。
ネット上でクレジットカード決済にされますと、自動的に10,500円が引き落とされてしまいますのでご注意を。

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