ワニクリップに依るスピーカー端子
フォステクスの高能率フルレンジFE208ES-Rは、そのまま使うとかなりのハイ上がりになって使いにくい。ウチのメインスピーカーなら最も高い高域と重低音下端の50Hzまでの下がりがマイナス10dB以内には抑えられるのだが、47Ωの抵抗を挟むとその差が更に減ってマイナス6dB程度に収まる。
しかし、アルミハウジング抵抗にはリード線が付いていないためワニ口クリップコードにて中継ぎしていたが、端子だけ沢山購入してスピーカーケーブル端子として使うことにした。
メインスピーカーのスピーカーケーブル端末は単線を繋いでいる。
その2.0sq単線ケーブルをワニ口クリップの中から通す。
ポイントは綺麗に収めず、配線をはみ出させる事。
本来ならば、剥きだした芯線を固定する爪だが、被服固定としている。ハンダ付けもせず取り外しが容易になる。
少しくの字に曲げると先端がワニ口クリップの先に出てくる。
するとアルミハウジング抵抗器の短い端子部をワニ口クリップで単線もろとも強力に挟み込める。
溶接などを介して間接的に通電するよりも直接的に接触させた方が僅かなりとも音は良いと思う。
スピーカーケーブルの接続にワニ口クリップを使用している人は居るだろうが、直接接触に拘る人は自分以外には居ないと思う。
これも以前から温めていたアイディアだが、予想通り音の違いはサッパリ判らなかった。
1/3追記