デジタルプロセッサー ⇒ 3アンプ | リュケイオン2

デジタルプロセッサー ⇒ 3アンプ

3アンプ&3スピーカー構成にしてみた。

アンプの上に機器を乗せるのは、放熱的に厳しいため排熱ファンを仕込み、インシュレーター高が足りないので端材にて浮かせて有る。

排熱ファンの上に荷重が掛かるとファンが止まってしまうので、当たらないように微妙に調整している。

DENONの業務用CDプレーヤーは、AES/EBU(端子・形式 XLR)デジタル出力を備えているのでデジタルプロセッサーに合わせて選定したが、更にアナログ出力もXLRとRCAを備えていて使い勝手が良かったが、この度なぜか両方式ともアナログ出力が出来なくなった。

なので、DENONのCDプレーヤーからAES/EBUデジタル出力にてデジタルプロセッサーへ入力し、そこからアナログ出力で3アンプへ送り込むことにした。真ん中の赤ケーブル二本はmarantzのPM-10(2番ホット)を迎え入れる時用に逆相配線を音光堂へお願いした特注ケーブルだった。根本に見える熱収縮チューブがその目印。

デジタルプロセッサーを二年半使ってみて、内蔵DACの音は良く不満を感じた事はない。しかし、ホームオーディオ趣味用途ではL・Rの表記はなく、AES/EBU接続しても表記は1・2なので聴感だけでのセットは難しい。また、ステレオ三系統アナログ出力もバランスケーブル仕様なのだが、2番ホットか3番ホットかの記載が無いため素人がケーブル本数を揃えて聴感のみで正確な音出しは難しいと思う。

 

ここで覚書き。
①YAMAHA 2番HOT
②DENON DN-700C(業務用CDプレーヤー)2番ホット
③デジタルプロセッサー 3番HOT(記載無く、聴感判定)
④DENON PMA-SX11 3番ホット(NORMAL)
⑤Accuphase E-800 3番HOT(工場出荷位置)

参考⇒marantz PM-10 2番ホット

 

こうして見ると逆相配線ケーブルは、YAMAHAアンプに使用するべきだが、ペア14,000円ほどの中華製バランスケーブルはコネクターの精度が甘く噛みこんでE-800の端子から取れなくなって慌てた事が有るので用心して最古参のYAMAHAに使っている。

それで明らかな不具合が出ているかというとハッキリせず、逆に懸案事項となってしまった。

良く考えてみると、YAMAHAが2番⇒3番で逆相となり、E-800も3番⇒2番と逆相になりこの二機種間では同相だが、メインスピーカーとは逆相になっているという事だろうか。

当然、それぞれボリューム上げ下げにて逆相は無い事を確認したつもりだったが、メインスピーカーは特に小さく鳴らしているためか、何らかの錯誤が有ったのだろうか不思議。

緑色のインジケーターのうち、左3つが入力で右6つがアナログ出力用。安いデジカメは接写に強く電池長持ちなので良いかと思ったが、ピンぼけも多く購入は失敗だったかも。説明書にも記載無いので実際に音出しするまで不明だったが、入力の1が左チャンネルで入力2が右チャンネルだった。AES/EBUデジタルケーブルは一本繋ぎなのでこれは判りにくい。

また、デジタル入力はステレオ二系統まで可能なはずなので、入力インジケーターも4つ有るべきではないのか不思議。

dbx ( ディービーエックス ) / DriveRack VENU360 スピーカープロセッサー

¥137,800(税込)

それはともかく、2020年に購入した時は85,000円でも思い切って購入したというのに、いまでは1.5倍以上に値上がりしている。今後下がる事は無いと思うので早いうちに導入出来て良かった。

2024/1/6 追記

¥138,000(税込)一年経ったが200円しか値上がりしていない。来年の今頃は倍近く値上がりしても不思議ではない。

業務用機器は使いにくいが85,000円で買えて良かった。まだまだ使いこなせていないが、音は悪くないようだ。

こちらは3年前に購入したDENONのPMA-SX11アンプへ、バランスケーブルを接続している状況。NORMALで3番HOTの表記が見える。

こちらは昨年末に購入したE-800の背面。赤ケーブルコネクター根本に黒い熱収縮チューブが付いているのは、特注逆相ケーブルなのだが、これをDENON業務用CDプレーヤー(2番ホット)のアナログ出力に繋いでE-800の3番ホットで受けていたので問題は無かったはず。

色々配線してみて、Accuphase純正端子キャップの保存場所に困るので、オプションボード用のサブパネル内に保管出来ると良いな。

こちらはYAMAHAのA-S2000。11年前に購入したアンプだがあまり使ってこなかったので綺麗。

サブスピーカーもセカンドも端子はすべてバナナプラグにする。

以前にルックスは最高な、FosPower (12本セット / 6ペア) ソルダーレス バナナプラグ 1,700円ほどを購入して愛用しているが、16本必要で4本足りない。

同じ商品を追加購入しようとするも販売中止の憂き目に。

利点として先ず、3.5sqの太いケーブルを使えるのが良い。

写真映りで判りにくいが、本体は艶々の黒光りで美しい。あと、全長が短いのでアンプ側の端子に負担が少ないはず。

更なる良品は見つかるだろうか。

[フジパーツ商会]バナナプラグ1SET(4本入り) BA-774 ¥1,990

これなら全長も短く、極太ケーブルでも難なく取り付け出来そう。
140円/個 ⇒ 500円/個 と四倍近いコストアップだが、より太いケーブルも使えるようになるみたいなので良品と期待したい。逆に安いタイプはいくつも有って、拘らなければ 50円/個 くらいでも手に入るみたい。
 

これが追加アナログ出力設定用の画面。IN4というのがAES/EBUデジタル接続のはずだが、実際には<IN4>⇒1:左チャンネルで、<IN5>⇒2:右チャンネルと成っている。その後、GEQ(デジイコ)を介在したのがA:左チャンネルで、B:右チャンネルとなる。なので、真ん中のE-800接続はデジイコを挟まない1と2から直接入力しているが、YAMAHAへの入力はAとBから変更出来なかったのでデジイコの方をOFFにすることにした。

デジイコはメインスピーカーの重要な要素だが、サブスピーカーの調整に邪魔になりそう。

デジイコをOFFにした確認画面。この特性なら、サブスピーカーにそのままデジイコ特性も重ねて良い結果が得られるかも知れないと気付いた。

ただ、デジタルプロセッサーは高性能過ぎて意図しない設定になっていてもすべてを把握出来そうにないので、セカンドとサブスピーカーについてはシンプルにアナログ接続も検討していく。

デジイコをOFFにした分、パライコ設定を大き目にする。

-7.0dB⇒-9.0dBに変更したところ。出音では確認していない。

セカンドへの出力がフラットで有る事も確認した。

アナログ接続が復旧するまでの接続方法だが、この機会に色々試行錯誤するべきだろうか。

この接続状態なら、セカンドもサブスピーカーもサイン波をスライドさせて低音ピークを探るのが簡単に出来るので便利。

1の入力を確認してみると…。

Mというのはメインの略で頻繁に0dBにくっつくので何とかしたいのだが、これをOFFにすると音が出ず、1⃣は選択出来ない不思議。

ついでに懸案だったサブスピーカーの右チャンネル背面のテープを剥がす事にした。

周りの小さい穴まですべて開放したところ。この後装着したがF特は取り直していない。

3アンプ構成全景。一番上のDENONは消費電力が230Wほどで、触れないほど熱くなる。中段のYAMAHAは消費電力55Wほどで滅多に熱くならないが、時々左サイドの排熱ファン排気口に手を当てて温風確認をしている。

最下段のE-800は右サイドへ排気しているのでこちらも時々手を当てて確認しているが、YAMAHAとほぼ変わらない程度で拍子抜けした。もちろん真夏には違う結果になるかも知れないが真冬だとこの程度だった。とは言え、年末年始休暇のこの部屋は暖房いらずの扇風機の出番も有ったほど。