子供達が正しく考え行動出来るように大人社会は教導しているべき | リュケイオン2

子供達が正しく考え行動出来るように大人社会は教導しているべき

集スト被害者を救えないどころか、逆に加担者となって追い詰める社会構造の仕組みのような気がして新しく書き留めることにした。

以前、高速道路で突然幅寄せされた車が、咄嗟にハンドルを切り反対方向のコンクリート壁に追突して大破する動画がYou Tubeに上がっていた。すぐにニュースになって報道された内容によると、中年女性の運転する車の操作ミスとの警察発表で驚かされた。なんと同乗者はかろうじて生存しており、幅寄せの悪質な運転妨害を主張しているにも関わらずである。今の司法警察のレベルなんてこの程度であろうか。ハンドルを切った先がコンクリート壁であったため、『運転者の過失事故』として処理されたのだが、これが一般道で園児の列だったらどうか。運転者の必死の主張も報道などされず、『突発的な快楽殺人者』と報道されたとしたらどうか。『車を運転していて突発的に殺人を意図する異常者は事前に把握して捕縛監禁すべき』と琴絵さんは主張するのだろうか。大人社会が浅薄で簡単に幅寄せ殺人を目論む輩に乗せられるようでは誰もが異常者に仕立て上げられるのではないか。

もちろん咄嗟にハンドルを切った事で起こってしまった結果には責任を取らなければいけないのだろうが、真犯人を見過ごす社会が隠れた快楽殺人者を野放しにしており、集スト犯罪がはびこる要因のひとつになっているのだろう。

ちなみに精神医療の分野はどうか。咄嗟にハンドルを切った中年女性が異常者ではなく、外的要因が100%であると証言してくれるだろうか。それとも『ワケの分からん事が起こった』⇒『ワケの分からん女性である』と加担してくるか。果たして『司法警察』『精神科医等の専門家』『報道機関』のすべてが真実を目指していると盲信出来るだろうか。『騒音おばさん』の例でも判るように、テレビのコメンテーターも含めて、真実とは真逆を騒ぎ立てる輩に乗せられては居ないだろうか。

 

 

その後、You Tubeの証拠動画を元に市民からつつかれたと思しき警察が、渋々?再捜査をして件の幅寄せ犯人が捕まり、50代会社員が2年の実刑を受けたとの報道が小さく報道されていた。

 

 判決で前橋地裁は「タブレット操作により注意を怠り幅寄せし、2人の生命を奪い2人に重傷を負わせた事実は極めて重大」として禁錮2年の実刑判決を言い渡しました。

動画を見た印象では、絶妙のタイミングでぶつからないギリギリを狙って突発的に幅寄せをしており、意図は明確で手慣れているようにも観えた。それが警察発表は被告の主張を鵜呑みにしたものでしかなく、被害者は泣き寝入りに近いのではないか。また、生存者が居たからこそ司法警察も重い腰をあげざるを得なかったが、全国各地で一人運転者が多数闇に葬られている可能性もあるのではないか。

サイコパスや快楽殺人者を捕縛する方向はとても重要ではある。しかし、それを判断する機関や専門家がことのほか脆弱で無能という可能性は無いか?犯罪を犯してしまった責任を本人に取らせるのは当然と前置きして、その前提条件として子供達は正しく教導してあげるのが大人社会の責務ではなかろうか。