このコーナーでは、私のPATでの購入馬券画像を紹介していきたいと思います。

巷には、私と同じように馬券で儲けている人が沢山いるようですが、
不思議と買った馬券の証明は見せない場合が多いです。
それで「10万儲かった!」などと書かれても、本当に儲かっているのか疑問が残ります。

ただの自己主張で自己満足になりますが、
私は本当に馬券を購入して儲かっているということを、皆様に証明したいと思っています。

ちなみに、事前に買い目を公開するのは、オッズや馬体重増減によって買い目が変わり、
締め切り5分前位にならないと私でも買い目が解らないため、
残念ながら公開できませんのでご了承下さい。

私の馬券術は、リミットブレイカー理論(LB理論)と名づけておりまして、
穴馬の単勝馬券を定額で買う、非常にシンプルな馬券術です。
今までの成績は的中率10%前後、回収率は125%程度です。

的中率が低いので、一日単位で一喜一憂するのではなく、
中・長期的観点でプラス収支になるような買い方となっています。

しかし、LB理論に幾つかの弱点が見つかり、現在は新LB理論へのバージョンアップのために
最終的な調整をしている最中です。
新LB理論では的中率12%、回収率130%以上を目指します。
ちなみに、新LB理論の事前テストとして、前日買い目をmixiで9日間公表し、回収率118%の成績でした。

ということで、購入馬券の画像を公開するのは、新LB理論が始動する11月からとなると思いますので、
もうしばらくお待ちください。o(_ _*)o
では、2番目の予想ファクター、休み明けについて分析しましょう。
単勝人気3~7、前走着順5着~12着の馬を対象に、休み明けを分析した表が以下です。

$現役プロ馬券師の「馬券術の教科書」

今度は一見すると、特徴がわかりにくい分析結果となりました。
ちらほらと、回収率が100%を超えている項目も出始めましたが、
分析結果は細かく見るのではなく、大まかに全体像を判断すべしという鉄則があります。

ですので、表示を変えて見てみましょう。

$現役プロ馬券師の「馬券術の教科書」

休み期間を、1ヶ月以内と1ヶ月以上に分けてみました。
今度の表は一目瞭然です。
この分け方は一例であって、人それぞれ色々な方法があると思います。
私の場合は、大体2つのグループに分けるようにしています。
それ以上だと、統計上のサンプル数も少なくなり、誤差が出やすいからです。

表から、連闘や中2週といった、前走からあまり間を開けてない馬より、
すこし休んで出走してきた馬の方が、回収率が高く、また的中率も高くなっているのが読み取れます。

この結果から推測すると、
競馬ファンは「連闘や中2週~4週は、一度叩いて変わり身あり」などと、
前走から間隔を開けてない馬を、「走りそうだ」と実力以上に過剰に評価しており、
少し間隔の開いた馬は、「久々でレース感覚に不安」や「休み明け初戦は叩き台」などと判断して、
その実力を軽視しているのです。

そして、的中率に注目すると、出走間隔の開いた馬の方が高くなっています。
これは、連闘や中2週~4週の馬は、少し出走間隔の開いた馬より実際には走らない、ということなのです。

このように、競馬ファンでは一般的に知られている常識も、実は誤った常識ということも少なくありません。

今回は、トラック別やクラス別、競馬場別には分けていないのですが、
芝の重賞のみに分析対象を絞った場合などは、また違う結果がでるかも知れません。

気になった方は自分自身で調べてください。


ここで、目標の回収率90%を達成しました。

単勝3番人気~7番人気、前走着順5着~12着、前走との間隔1ヶ月以上、
この3点に該当する馬を何も考えずに買っていれば、回収率90%の成績を残せるわけです。
(何も考えずに、ということは予想の概念は一切入っていませんね)

分析方法はなんとなくご理解頂けましたか?
さらに分析を進めて、有利な条件を組み入れていくことで、回収率は100%を超えるでしょう。
そうすれば、あなたも競馬の勝ち組の仲間入りです。

そして、その延長線上には、この方法でプロ馬券師となった私がいます。
是非、私を超えて、一流のプロ馬券師になってください。


次は、この方法を実践する上での注意点と、陥りやすい罠についてお話しします。
では、練習を兼ねて、回収率90%を目指してみましょう。

以前に、単勝人気別回収率を掲載しましたが、
その中で回収率が高かった単勝3番人気~単勝7番人気を有利な条件として採用します。

あれ?単勝4番人気は回収率80%を割ってるけどいいの?と思われるかもしれませんが、
データとは大雑把に判断するべきものなのです。

つまり、↓こういうことです。

            /)
           ///)
          /,.=゙''"/
   /     i f ,.r='"-‐'つ____   こまけぇこたぁいいんだよ!!
  /      /   _,.-‐'~/⌒  ⌒\
    /   ,i   ,二ニ⊃( ●). (●)\
   /    ノ    il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
      ,イ「ト、  ,!,!|     |r┬-|     |
     / iトヾヽ_/ィ"\      `ー'´     /


では最初の予想ファクターを分析してみましょうか。
誰もが重視していると思われる、前走の着順を分析してみましょう。
単勝3番人気~単勝7番人気の馬を対象に、前走の着順を分析した表が以下です。

$現役プロ馬券師の「馬券術の教科書」

回収率表示の赤と黒が綺麗に分かれました。(赤は80%未満)
有利な条件は前走着順が5着~12着です。
あなたは前走着順が良い方が有利だろう、と思ってませんでしたか?
確かに的中率の面では、前走着順が良い方が高いですが、回収率はそうではありません。
(前走着順が2着より1着の方が的中率が低いのは、昇級初戦のデータも含まれているため)

そして、単勝人気と同じような傾向が読み取れますね。

的中率が高い前走着順が良い馬は確かに強い馬ですが、
「馬券を当てたい!」という心理から、実力以上に過剰に人気が集まって回収率を下げ、
逆に前走着順が極端に悪い馬は、
本当は駄馬なのに「穴をあけるんではないか?」と過度の期待から実力以上に人気を集めてます。

ある競馬ファンが、A馬とB馬の2頭を、1頭に絞ろうとしています。
そこで前走着順に注目。A馬は2着、B馬は7着でした。
この競馬ファンはこのデータを知らなかったばっかりに
「2着のA馬の方が強そうだ、ならA馬を買おう」といって、B馬を切り捨てました。
この時、この競馬ファンは勝ち組からまた一歩遠ざかるのです。

このデータを知っている人間と、知らない人間がいることは、
つまり、勝ち組と負け組が生まれるということです。

ですが、幸運にもこの馬券購入者の心理とデータを知ったことで、
あなたはまた一歩、勝ち組に近づきました。
この前走着順の傾向は、当てたいと思うばかりに勝ち馬を必死に探す人間や、
大穴を当てたいと思い、実力のない馬に投票する人が存在する限り続くでしょう。

前にも数回述べましたが、馬券を当てるという方向性と、馬券で儲けるという方向性は全く違うのです。
その意味がおわかりいただけましたか?

では次の予想ファクター・休み明けを、次号で分析してみましょう。