中庭の少年 -42ページ目

手紙

携帯電話を何度恨んだことか。それなのに片手をみるといつの間にかソレを手にしていたんだ。
電源も切る勇気もないさ。深いふかい牢獄に閉じ込められちまったの。

あ、地獄の馬が手紙を届けにきたぜ。ハローマイフレンド、あなたはまだ消えていなかったの?あれほどいなくなってほしいと願ったのに。いますぐ死んでください!!

僕は久しぶりの手紙に嬉しく、嬉しくって、つい笑みを溢してしまった。

オーマイフレンド

春

もうすぐ春がきます!!好きな季節です。わくわくします。

わくわく

に

人には絶対に奪われることが無いものが幾つかあるのだろう。

才能、というかなしい言葉では片付けられないの。手を止めた理由なら、他にあるとおもう。どっちにしろ、それはどうしようもできなかったの。
コントロールできない僕たちは、ただ、触って確かめたかっただけさ。

みえない明日は、暗闇でも光でもないさ。

理屈じゃない、言葉じゃない、のかも。

嘘をまとった真実。

否定しないで
肯定しないで

君には奪えないんだからね。