私ナミのゴン太の次にリアルつきあいの長い(16年)サブローを新たに仲間に加え、同盟員が30人強程度になり、小勢ながらもだんだん同盟っぽくなってきた頃の出来事である。盟主ゴン太のもとにとある同盟からの一通の書簡が来た。
差出人は「古川示現流」氏。現在のオオタコーチ氏である。
氏は三国志同盟(以下「三盟」)という同盟の幹部らしく、今友軍を集めている最中なのだと言う。
とりあえずゴン太から電話で相談を受け、当時はまだ天下の情勢とかに興味がなく淡々と内政その他だけにいそしむいわばシムシティのようなプレイに加えて武将カードの育成を勉強しているところであったので、あわててその三盟とやらはどういう同盟なのかを調べることになる。
ゴン太 「なんか支部になれ的な書簡が来たんだけどよ。」
ナミ 「支部?つうか吸収されろってことか?」
ゴ 「吸収って感じでもねえんだけど、まあ分隊のひとつになれ的な感じかな」
ナ 「へえ。で、なんつうとこから来たんその書簡は」
ゴ 「三盟ってとこ」
しばし神様の通る時間(硬直時間とも言う)
ナ 「めちゃくちゃでけぇトコじゃんかそれ。つうか1位同盟じゃね?」
ゴ 「まあそうなんだ」
ナ 「こんなん、逆らったら死ぬじゃんか」
ゴ 「まあそうなんだ」
ナ 「こんなとこが、なんでまたウチみたいな零細に目つけたんだ?」
ゴ 「まあ、ひとえに盟主の徳の高さというか、日頃の行いというか・・・」
ナ 「お前は一回死んで、うんこに生まれ変わって便所に流れろ」
「で、現実問題、これって選択肢ねえんじゃねえかね」
ゴ 「まあそうなんだ」
というわけで、支部化要請に対し、よくわからんけどとりあえず聞かなきゃぷちってヤられるだろうということで素直に承諾することに。まあ別にいやいや承諾したわけでもなく、このテのゲームはまずは大きいとこと仲良くなるってのは基本であろうという打算もあったんだろう今思えば。
で、当時三盟には10個くらい支部があるホントにデカいなあという印象だったわけだが、ウチにも当然支部ナンバーが与えられることになるわけで、その時ゴン太が「あんまでかい番号だとなんか雑魚っぽくてカッコ悪くねえか?」とか恐れ多いことを言い始めて、まあそんときにまさか私を欺いて入手していたSR呂布がモノを言うとは夢にも思わなかったというか。
当時ゴン太と私は武将育成に熱中していて、プロフに武将のスキルとかを記録していたわけで。
そのときゴン太のプロフにはSR呂布とかいろいろ当時としては派手な内容が記してあったわけです。
それで割とすんなり当時空き番となっていた(合併などでいくつか空き番があった)3支部を名乗ることを許されたわけです。3番目に支部になったわけでもなんでもなく、実際は13番目くらいだったと思いますが、とにもかくにもこの日より★ゴン太王国★は「三盟3」として活動していくことになったのです。
思えばこの三盟3誕生の日が、本当の意味でのブラウザ三国志のはじまりだったと言えるでしょう。
大海を知らぬ井の中の蛙、大海に出ず。
これ以降、よくも悪くも我が★ゴン太王国★は毎期、なんだかんだ歴史の中心よりちょっとハズレたくらいには常に位置する、まあ2ちゃんではしょっちゅう名前が出るくらいの同盟になるわけです。
そして時代は三盟を中心に動いていくわけですが、それはまた後に語ることにしよう。
次回 「 VS 【覇王同盟】」