本日ご紹介する双日株式会社は、
東京都千代田区内幸町にある飯野海運ビルディングに入居しているのですが、
霞が関駅に直結しているこちらのビルには、複数の地下鉄路線が乗り入れていますので通勤には大変便利そうな立地であります。
ただ、双日と言う社名をお聞ききになっても、経済にあまり関心のない方ですとご存知ないとおしゃるかも知れませんよね。![]()
では、その昔に東京都港区芝浦の、このビルにあったジュリアナ東京と言えばどうでしょうか。![]()
まあ、若い方には通じない話題ではありますが、そのジュリアナ東京を仕掛けた折口氏は、
双日の前身であった日商岩井の社員だったんですね。![]()
もっと古い話ですと、、、
日商岩井は映画や人気テレビドラマのネタにされるような、注目の企業でした。![]()
(もちろん”実在の人物等とは無関係なフィクションです”と、書かれていますが。。)![]()
つまり、かつての商社には、そんな派手なイメージが付いて回っていた訳ででありますが、双日株式会社の株主通信 2022 冬号の内容はどうだったでしょうか。
[2768] 3月15日 終値 :2,686 円
新型コロナウイルスのパンデミックにより抑制されていた経済活動が徐々に回復し、商品価格の上昇や、自動車事業、素材関連事業などが好調に推移し、当期純利益は前年同期比27.2%の増収となり、上期における過去最高益を達成しました。![]()
どうやら石炭価格の上昇の恩恵もあったようですが、もともと総合商社にとりまして中核事業と言える、石炭・金属分野は他力本願と申しましょうか、、、外部要因に利益が大きく左右されますので、手放しで喜んでばかりもいられないのですが、、
当期の配当金も前年同期比20円増の65円ということですので、今回は素直に喜びたいと思います。![]()
バブル経済後の双日の業績は酷いもので、長らく株価が低迷していた同社でありますが、このところの総合商社株の勢いには目を見張るものがあり、ちょっと戸惑っているところです。![]()
おわり
(参考になるブログがいっぱい。)





