こちらは東京都千代田区大手町1丁目にある
大手町ファーストスクエアというツインタワーですが、
現在はこのイーストタワーの方に本社を置いているNTT 、、、
1990年代後半から台頭した米国のIT企業などに比べますと、先進的なイメージは薄くなっている印象ですよね。
ところで、昨今Big four , Big Five などと呼ばれる巨大IT企業が世界を牛耳っているという議論を耳にしますが、
お若い方に”バブル期に時価総額世界一だった企業はNTTですよ。”と言っても、今の同社の株価からは信じてもらえないかも知れませんねぇ。
では、今回はそんな日本電信電話株式会社の、2022 December 株主通信を見てみましょうか。
[9432] 1月13日 終値 : 3,740 円
巨大化する海外企業に対して全く手を拱いているわけではありませんで、同社もNTTドコモをTOB により完全子会社化しましたので、
総合ICT事業は増収・増益を続けています。
一方、地域通信セグメントも音声関連収入の減少を、光回線増が補ってはいるようですが、
残念ながら、今後どんどん伸びるという分野ではなさそうですね。
連結営業収益は対前年で3,985億円の増収になったのに対して、
営業利益は対前年で127億円の減益に終わりましたが、
配当金は12期連続増配予想であります。
まあ、株価の方はバブル期につけた高値には遠く及びませんが、ひょっとするとなんて夢を抱きながらHOLD です。
(投資はご自身の判断で、お願い致します。)
おわり
(参考になるブログがいっぱい。)