この数年好景気が続いたせいもあり、三井物産や住友商事が大手町に新しく完成したビルに、次々と引っ越した商社業界でありますが、
同じ総合商社の丸紅株式会社も、
2021年5月に竹橋に完成した新本社ビルへ移転しています。
と申しましても、もともと同社はここに本社を置いていましたので、いままでの東京日本橋タワーはあくまでも仮住まいでした。
ところで、ちょっと前までは大企業の本社ビルと申しますと、一般人を寄せ付けない雰囲気の建物が多かったのですが、最近のオフィスビルには商業施設やホテルが併設されたりして、一般にも開放される施設が増えましたよね。
新しい三井物産ビルが完成したOtemachi One地区でも、
フォーシーズンズホテル東京大手町が開業した話題は
先日もUPしていますが、
丸紅の方で気になるのは、この建築計画に書かれていた美術品展示場であります。
実は、本日ご紹介する丸紅株式会社の株主レポート 2021 WINTER No. 131 には、その丸紅ギャラリーへの無料ご招待券が付いていましたので、いずれブログのネタにしようと狙っています。
[8002] 1月19日 終値 : 1,152円
さて、総合商社と申しますと、鉄や石炭、石油というイメージがありますが、そのような分野の業績はどうしても世界情勢などの外部要因に左右され易いですよね。
そこで、各社ともそういった体質の改善を模索しているようなんですけど、丸紅はその為に買収したGavilon の穀物事業において、2019年に多額の減損損失を計上してしてしまいましたが、当期はそのアグリ事業が166億円の増益になりました。
また、豪州の鉄鉱石事業やチリに銅事業も増益になりましたので、
連結純利益は1,041億円の大幅な増益であります。
進行期の配当は25.5円と倍増していただけました。
5大商社株につきましては最低でも100 株をHOLD 方針のnamiyuyu でありますが、
ウォーレンバフェットが商社株を買ったなんてニュースが流れて以来、株価の動きも底堅いですよね。
(投資はご自身の判断で、お願い致します。)
おわり
(参考になるブログがいっぱい。)