丸の内・大手町地区のビルがどんどん建て替えらている昨今、新しいオフィスビルにはホテルや商業施設が併設されるところも多くなり、この地区も随分と様変わりしましたよね。
でも、東京都千代田区丸の内2丁目の皇居に面したブロックに建っている三菱商事ビルディングは、それほど古い建物ではないんですけど、なんとなく関係者以外お断り感が滲み出ています。
まあ、超一等地とも言って差し支えないロケーションですので、同じ区画にある日本郵船と合わせて夢のある再開発が望まれますね。
では、そんな期待もしてしまう三菱商事の2019年度 第1・第2四半期報告の話題に、本日はお付き合いをお願いします。
[8058] 2月17日 終値 : 2,864 円
日本を代表する総合商社であります三菱商事の業績は、まさに日本経済そのものを反映していると言っても良いのではないかと思いますが、平成30年度から同社は損益計算書の表示科目を、「売上高」から「収益」に変更しています。
この「収益」とは手数料に相当するようでありまして、“口利きビジネス”という性格を有する商社の業績をより反映しやすいのでしょうかね。
それに伴って報告書の表示方法も変わりまして、事業系と市況系というお仕事の分類になったのですが、、、(なんだか解りにくい分け方ですよね。)
その事業系においては原油のデリバティブ取引における損失の計上など、多くの事業が振るいませんで減益であります。
加えて市況系においても、豪州原料炭事業における利益の減少などがあり、こちらも減益に終わっています。
その結果として、同社は連結純利益の通期見通しを800 億円引き下げてしまいました。。
商社の業績というものが驚くほどブレが大きい事は覚悟して投資していますので、配当金は貰えるうちにしっかり受け取りたいですけど、、、
このままコロナウイルス禍が拡大すると、その影響も避けれませんよね。
(投資はご自身の判断で、お願い致します。)
同社の株式はカレンダーなどに加えて、
東京都文京区本駒込にある東洋文庫ミュージアムの入場券などがいただける優待株でもあります。
画像は優待で訪問した節のものではありませんが、書籍もこれだけありますと流石に壮観な眺めですね。
ちなみに、こちらは三菱第3代当主の岩崎久彌氏により設立されています。
ダブリンにあるTrinity college の図書館は立派な観光資源になっていますので、こういった場所もしっかり
管理していただけるとありがたいです。
おわり
(参考になるブログがいっぱい。)