12/22-23(私はどうなるのだ: 使徒23-26、ヤコブ1-2)

2023年12月22-23日  聖書通読

金曜は  新約: 福音書    

土曜は  新約:   手紙  

今日もみ言葉で祈ろう    

使徒23:11-26、ヤコブ1-2章

東の方からはるばるやって来た博士たちは言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。私たちはその方の星が昇るのを見たので、礼拝するために来ました。(マタイ2:2)」「これを聞いてヘロデ王は動揺した。(マタイ2:3)」王である私の地に、王が生まれた？私はどうなるのだ

クリスチャンになって10回目のクリスマスを迎え、気づいた。人の人生に主イエスキリストが来られるとは、自分が王だと思い治める地に、本当の王が来るようなものだと。

そのとき誰もが自分の主権が脅かされる恐れを感じる。人生のあらゆることを、王のように治め、一切の意思決定を行ってきたのに、別の王が現れたってしかも、その王は崇拝され礼拝されるような本物の王そのとき、人の心に恐れがくる。私はどうなるのだ

ユダの総督フェリクスも、そうだった。「フェリクスはユダヤ人である妻ドルシラとともにやって来て、パウロを呼び出し、キリスト・イエスに対する信仰について話を聞いた。(使徒24:24)」聞きたくて聞いた話だけれど、だんだんフェリクスは動揺する。「パウロが正義と節制と来たるべきさばきについて論じたので、フェリクスは恐ろしくなり、「今は帰ってよい。折を見て、また呼ぶことにする」と言った。(使徒24:25)」タイミングを決めるのは私だ、と主権を握りしめる。気乗りするときが来たらいずれまた、、、と機会を逸していく。

実はパウロも同じだった。正直な告白が記録されている。「実は私自身も、ナザレ人イエスの名に対して、徹底して反対すべきであると考えていました。(使徒26:9)」自分が抵抗するだけでなく、「すべての会堂で、何度も彼らに罰を科し、御名を汚すことばを無理やり言わせ、彼らに対する激しい怒りに燃えて、ついには国外の町々にまで彼らを迫害して行(使徒26:11)」った。

主イエスキリストに出会うと、多くの人の人生は揺り動かされる。動揺する。私も思った。私はどうなるのだ　そんな私を、主が固く守り、いろいろな思いや考えを超えて、ここまで一歩一歩導いてくださった。

今思う。本当の王のご支配を受けるということが、どんなに心強く、確実で、幸せなことか。

今でも、ふと気づくと、自分の心の王座に自分が座っていたりするけれど、そのことをも主が気づかせ、悔い改めに導いてくださる、良き主だ。

ああ、主権は私にはない。「主権はその肩にあり、その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君(イザヤ9:6)」。その方こそ、主イエスキリスト。今日もその王国に生きる。クリスマスは毎年、そのことを確認する喜びのとき。王が来られたことを、この世界の王たち(人々)に、分かち合う絶好のとき。「実は私自身も(使徒26:9)」と告白しながら、永遠の恵みをほめたたえよう。

メリークリスマス！ハレルヤ

私は新しく造られた者

神が喜び楽しむ者

今日もみ言葉で祈ろう

主の中で自由に歩もう

私の中で自由な主の働きを！

⑨ I pray for them. I am not praying for the world, but for those you have given me, for they are yours.