12/7-8(占いもスナックも呪術も呪文もみんな: イザヤ47-49、使徒19-20)

2023年12月7-8日聖書通読

木曜は旧約: 預言書

金曜は新約: 福音書

今日もみ言葉で祈ろう

イザヤ47-49、使徒19:21-20章

久しぶりにテレビを見た。うちにテレビがないから、見たのは外の待合室(テレビがない理由は一番下のURL

に)。お会計を待つ間、ふと目を上げると、占い館の特集をやっている

。いろんなスタイルの占い館がある。コーヒーサービスがあったり、癒し空間を演出していたり、どこも工夫している。リポーターが楽しそうに特徴を伝え、実際占ってもらって「たしかに〜」と喜んでいた

。コース設定も料金表もお客様の声までも丁寧に紹介。10分1100円、まずは行ってみて、みたいな感じだった

。

すぐに読んでいた本に目線を戻したが、少しして何気なく目を上げると、今度はスナック特集

。同じように、リポーターがいろんなスナックに足を運んで紹介。スナックの歴史や、ママさん密着とかもある

。いろんな楽しみ方、お酒も紹介

。皆さん、お気軽に行ってみてください、みたいな感じの流れ。

ああ、「こんな教会がありますよ、お気軽に」ってのはないのに、占いとスナックは市民権を得ている。不思議だ〜。今になって考えてみれば、これが「The 世」なのだなぁと

。

呪術に関わるアニメや映画も大はやり。ダークな世界は人をわくわくさせる

。子供も大人も夢中だ。しかし、主は愛する者にはっきり言われる。それをしてはならないと

(出エジプト22:18)。「呪文を唱える者、霊媒をする者、口寄せ、死者に伺いを立てる者があってはならない。(出エジプト18:11)」主が忌み嫌われるものなのだ。それは人の心を盗むから。人のいのちを盗むから。

自分を襲うわざわいに、それらは何の力も持たない

。「あなたがどんなに多く呪術を行っても、どんなに呪文の力が強くとも、これらは突然あなたを見舞う。(イザヤ47:9)」「わざわいがあなたを見舞う。それを払いのける呪文をあなたは知らない。(イザヤ47:11)」やってみよ、と挑発的に言われるほどだ。「さあ、若いときからの使い古しの呪文や多くの呪術を使って立ち上がれ。あるいは役立つかもしれない。脅かすことができるかもしれない。(イザヤ47:12)」ああ、どんな呪術も呪文も死の前に無力だ

。

しかし、ここに、死に打ち勝った方がおられる。その方こそ、主イエスキリスト

。神である方が人として来られ、すべての人の罪を負われ、すべての呪いを受け、死なれた。その方ご自身に罪がない証拠に、よみがえられた。すべての呪いを打ち砕いたのだ。ご自分のいのちをもって、死を打ち破られたこの方には、どんな呪術も呪文も太刀打ちできない。その方のものである聖徒にも、それらのものは触れることさえできない

。

いつの時代も神のものと世のものは対立する。パウロがエペソで主イエスキリストを証ししたときも、人の作った神々で商売をしていた世の人たちは怒り狂った

。「これでは、私たちの仕事の評判が悪くなる恐れがあるばかりか、偉大な女神アルテミスの神殿も軽んじられ、全アジア、全世界が拝むこの女神のご威光さえも失われそうです(使徒19‬:‭27‬)」

世は、世の情報をどんどん流す。占いのすすめ、スナックのすすめ、呪術だ、呪文だ、と。しかし、主イエスキリストを見上げるなら、主イエスの輝き、その麗しさに魅了されざるを得ない。その愛に夢中にならざるを得ない。そのとき、世が差し出すものの暗さが一気に見えてくる。占いもスナックも呪術も呪文も、私の心を惹くことはできない。さよなら〜