2023年8月9日 聖書通読
水曜は 旧約: 詩歌
今日もみ言葉で祈ろう
雅歌3-4章
4千年前の巨木を見た。世界に類を見ないという、島根三瓶の埋没林。
発見されたのは、今から25年ほど前。島根の片田舎でそれは見つかった。
太古の森は、4千年前の三瓶山噴火によって、地中深くに閉じ込められた。目前にそびえる巨木を見上げ、私は呆然とする。ああ、これは聖書が書き始められる少し前に生きていた木。こんなに巨大な木々が地球を覆っていたとは。このような迫力ある巨木の森を歩く自分を想像してみた。何度トライしても、うまくいかなかった。
このことは、私にとって、自分の常識を覆す、とても大きな体験となった。神がもともと造られた世界は、私の想像をはるかに超えて豊かで、壮大なものだった。神の栄光がそこに表れていたのだ。ああ、私はそれを知らない。主よ、私をあわれんでください。
今、自然を見て、なんと美しいと感動するが、それはもともとのものを知らずに得る感動だ。イスラエルの神殿が再建されたとき、もともとの神殿を知らない「多くの人々は喜びにあふれて声を張り上げた(エズラ3:12)」。しかし、「以前の宮を見たことのある多くの老人たちは、目の前でこの宮の基が据えられたとき、大声をあげて泣いた。(エズラ3:12)」それがあまりに貧弱だったからだ。
ああ、主イエスがすべてを造られた。「天と地にあるすべてのものは、見えるものも見えないものも、王座であれ主権であれ、支配であれ権威であれ、御子にあって造られた(コロサイ1:16)」。主イエスがもともと造られた世界はこのようなものではなかった。私が今見ているものは、そのみわざの片鱗に過ぎない。主がそのような地に来られたということの、驚くほどのあわれみを感じる。天における、すべての栄光を捨てて、この変わり果てた地に、罪人である私と同じ姿で来てくださったのだ。ああ、主よ。
この目をあなただけを見る目としてください。鳩は帰る場所を知っている。生き物随一の帰巣本能を使って、古くから伝書鳩として用いられた。主よ、主イエスよ、私の目を鳩の目にしてください。帰るところを知っている目。ただ一心にあなたに向かっていく目、キリストの花嫁の目にしてください。そして、主よ、あなたは私たちにこう言われます。「ああ、あなたは美しい。わが愛する者よ。ああ、あなたは美しい。あなたの目は、ベールの向こうの鳩。(雅歌4:1)」
ハレルヤ
私は新しく造られた者
神が喜び楽しむ者
今日もみ言葉で祈ろう
主の中で自由に歩もう
私の中で自由な主の働きを!
John 17:2 For you granted him authority over all people that he might give eternal life to all those you have given him.