先週の金曜日に、弟が来て、一家4人で駅前のメンタルクリニックに行ってきた。
 私は、土壇場になって父が行かないと言い出すことを懸念していたが、それほど大きなトラブルも無く、歩いて病院へ向かった。
 しかし、問題はそれからだった。
 スマホで問診票を入力するのだが、項目がやたらと多い。
 30分くらいかけて入力したが、これが最後の質問ですという文章が出たので、やっと終わりかと思いきや、その章の最後だという意味だったらしくて、さらに質問は延々と続いた。
 さすがに疲れて隣にいる弟に替わってもらったが、少しして弟が、ローマ字入力できないのかと聞いてきた。
 私はいつもあいうえお入力なので、わからないと答えると、弟はローマ字入力に慣れているのでやりづらいと言う。
 仕方なくまた私が入力することに。
 すると、画面にアプリをインストールするように指示が出た。
 インストールして、それで全て終わりかと思い、受付に行くと、まだ終わりではないという。
 もう閉じてしまったと伝えると、最初からやり直ししてくれというようなことを言うので、ここまで入力するのにかなり大変だったと大きな声で言ったら、紙の問診票を渡されたので、始めからこっちにしてくれれば良かったのに、と受付の人に言って弟にたしなめられた。
 来ている患者も受付も若い人が多く、中年以上の患者に対する配慮が欠けているように感じた。
 まあまあ長い間待って、診察室に呼ばれた。
 4人で入ると、父の日常生活について、多数の質問をされた。
 父は殆ど答えることができなかったが、何かできないことがあるのか聞かれる度に、できます、と答えるので私が現実は違うということを先生に伝えた。
 また、それ以外の殆どの質問は、父は忘れていて答えられなかったので私が替わって答えた。
 介護認定に必要な意見書は、書いてもらえることになったが、認知症の検査を受けるという項目に私がチェックしていたので、また後日検査のために来院することになり、それが心配の種になった。 
 次回の予約を取る時、金曜日を指定されたが、弟は仕事が入っていて来れないので私が父を連れて行くことになった。どうなることやら。
 又、母も別の病院で意見書を書いてもらうことになっているが、この時は弟も来るということになった。