先週金曜日、前回行った漢方薬局に、再び行ってきた。
 この1ヶ月の間に、音に対する過敏さは、今までよりおさまってきた。
 今までは、ビニール袋をガサガサする音や、子供の声などが直接神経に刺さる感じだったが、最近は、膜が1枚あるような聞こえ具合になってきた。子供の声に対する恐怖は、相変わらずあるが、以前ほどではなくなってきた。族O家が最近よく、夜9時半ぐらいに子供を連れてコンビニにでも行くのか車で出かけて、帰ってきた時に子供が奇声を発することがあり、それに対しては、恐怖を感じたり、それが済むまでは緊張しで寝つけなかったりしているが、日中は、子供の声が実際に聞こえてくるまでは予期不安というものは、だいぶ減った。
 漢方薬局の先生と話しをして、実は先生も敏感で、近所に苦手な人がいて、声を聞くのも顔を見るのもとても嫌で、雨戸を閉めて生活したりしていたが、私が今飲んでいる液体状の漢方薬を飲むようになって1年くらいたった今では、その人に挨拶している自分がいて、驚いたと言っていた。
 この漢方薬が一瓶1万7000円なので、1年だと20万近くなる…。
 漢方は時間がかかるので、仕方ないか…。
 効いてきてはいるので、窮地を脱出するには飲むしかない。
 子供の声に対する恐怖が、無くなるのかはまだわからないが、先生は、ストレス耐性がつくと言っていたので、長年続いてきた私の音に対する過敏性、恐怖症が治るといいなと思っている。