Kinaブロ

Kinaブロ

工房は中伊豆にあります
その隣にギャラリーもありますが
現在のところ不定休となっておりますので
お越し下さるときは前もってご連絡をいただけると確実です
固定電話は機械の音で聞こえないことが多いです
あしからずご了承ください

間伐材や風倒木、何かの事情で切ることとなった木
身近なところに材となる木があります
食に関する道具にできない木はほとんどありません
色、木目、香り、重さ、硬さ
その違いを楽しみながら日々製作しています
10/1から
kinaで作っているものの値上げをしました

切り上げたり切り捨てたりしましたが
だいたい10%の値上げです
消費税増税がありましたから
最初は今までいただいていなかった消費税分を外税にしていただくようにしようと思いました

でも、消費税も増税も受け入れるしかないけれど心から納得できているわけではないのに
消費税を頂くってなんだかモヤモヤしてしまいます

このタイミングにしてしまったのは
ちょっと失敗だったと思ったけど
こういう流れがなければなかなか出来なかったことでもありました

kinaの設立前 NPOだった時代から
価格は変えていませんでした
独立して仕事のほとんどを
一人でやるようになったので
経営的に単価は上がるはずです

周りの方々のアドバイスもありましたし
自分自身のモチベーション
延いては技術の向上のため
価格の見直しは課題と感じていたけれど
欲しかったら値段氣にせず買うけど
少しでも安いと嬉しいしなぁ…とか
どことなく自信の無さと無頓着で無精という性質も手伝って伸ばし伸ばしにしていたことでした


実は今年に入ってから
少し動いてみてはいたのですが
決め手に欠ける中途半端さだったので
今回はだいぶ頑張った感じがしています

タイミング的に便乗感は否めないけれど
社会的な空氣に後押しされたとも言えます
そんなわけで
いきなり10%の値上げをしましたが
腕の方も上げていけるよう精進します
どうかご理解いただき
変わらぬお付き合いをいただけたら嬉しく思います





そういえば…

今日でkinaとしての活動まる9年
明日から10年目でした
いろんな人に言われます
「よくやっていけるね」
うん。ワタシもそう思うんです
皆さんの心配をよそに
おかげさまで充分豊かに幸せに
暮らしてこられました
本当にありがとうございます

日々起きてくる出来事はバラエティに富んで
刺激も楽しみも生活の中にあって
明日からの日々もまた
地に足つけて出来ることを精一杯やって
暮らしていこうと思います

kinaの活動を支え応援してくださる皆様へ
この場を借りてありがとうございます
今後ともどうぞよろしくお願いいたします

※写真は 最近モデルチェンジした
ベビースプーンです
左が旧モデル
少し短くして小さい器からこぼれないように
そして、池(口に入る部分)に厚みを付けて
赤ちゃんのカジカジに負けないようにしました

動物(熊、鹿、猪、穴熊、ハクビシン。。。)が畑を荒らして困る

 

湧き水が枯れてきた、水質が悪くなった

 

竹林が広がってきた

 

花粉の量が年を追うごとに増える

 

蜜蜂が減っている。。。。。

 

環境のことはいろんな人たちが

いろんな言い方でずっと伝え続けているけれど

 

わたしは針葉樹林(人工樹林)のことに意識が向きがち

大好きなこの地でもいまだに針葉樹の植林が行われてる・・

日本の国土の約7割が森林

その半分が人工林

人工林の9割はスギ、ヒノキ

戦後に植えられたスギ、ヒノキは年々成長してたくさんの花粉を飛ばす

 

里山だけでなく動物たちの住処であった奥山までも人工林にしてしまった

人工林は人の手で管理しないと荒れる一方

何百年何千年ものサイクルで考えたら人の手よりも自然のチカラのほうが

よっぽどうまくやってくれるでしょう

でも今生きている、人を含めた生き物たちの住処がどんどん貧しくなっている

このままいけば次世代は…?

スギ、ヒノキの山では動物は生きて行けないし保水もできない

動物たちが生きていけないということは人も生きていけないということ

無関係ではない

 

奥山が豊かであった昔は

動物を里山で見かけることはほとんどなかったそう

実のなる広葉樹がたくさん生えていて

動物たちはそれを食べ糞をしまた木の栄養となり

大きくなった木の洞で冬眠をする

広葉樹の木は葉を落とし腐葉土になって土に戻って水をため沢に流れる

鳥も虫も菌も生き物は完全なバランスで生きていける

 

針葉樹ばかりの人工林ではそれができない

広がり過ぎた針葉樹の山はまず雇用が追いつかなくなり

海外の木に頼るようになり、ますます人が山から離れ

海外のあちこちの山がハゲボウズになるまで買い

すっかり人が離れた山は管理できずに荒れて

針葉樹の浅い根は雨が降ると簡単に流されて土砂崩れ

落葉しないので表土はカサカサでガチガチ

保水しない表土はイッキに大雨が降ると鉄砲水に

固い葉は動物の餌にならず食べられる実もつかない

 

いつかのブログにも書いたけど

竹林がものすごい勢いで広がっていくのは

大規模工事などで地上地下水脈が分断され滞った水を放射するためだそう

滞った水は腐りガスを貯める

イノシシは土を掘り返しながら

タケノコや虫や野菜を食べることで

溜まったガスを放出させているそうです

動物たちは生きているだけで重要な仕事をしている

虫はなんらかの理由でバランスの崩れた野菜や実を食べるとも聞きました

野菜につく虫の駆除

野菜以外の草の除草のために撒く薬で

蜜蜂が壊滅の危機

蜜蜂がいなかったら成らない実は多い



有害として動物を駆除するよりも

電柵を張り巡らせるよりも

時間と労力とお金をかけて

大型治水工事をするよりも

蜜蜂を買うより盗むより

花粉症対策で沢山の医療費を使うより

水を取り合って利権争いするより…



いろいろ対策をすると同時に…

奥山と里山を広葉樹の森に戻してあげたら…



いろんなことが

もっともっという大量生産、大量消費に豊かさを求めたことから始まったんじゃないかな

最終的には大量廃棄

針葉樹や人工林、植林が

悪いというわけではないけれど

増やしすぎて放置の人工樹林は

ムダに山の生き物の住処と命を奪い

海に流れる大量のビニール、プラスチックは

ムダに海の生き物の命を奪う

 

豊かさはモノの多さや新しさや

高価であること希少であることではなくて

ましてや正しさでもなく

そこにどんなこころがこもっているかだ

そしてそれを受け取るこころも

忘れてはならないな

改めて深く感じた夜でした