今から18年近く前、夫が家に帰る途中、
草むらの中から猫の小さな鳴き声が聞こえてきて
夫は草むらの中に入ってその猫を探したそうです。
その次の日は雨の予報だったので
ここにいたら死んでしまうと夫は思い、
家に連れて帰ってきました。
その猫が昨年、亡くなった、しまたんです。
それから約3年後の深夜、
「にゃおん!!、にゃおん!!」と、
ものすごく大きな猫の鳴き声が聞こえてきました。
なにかを訴えているような声だったので
夫は放っておくことができず、
真っ暗な中、懐中電灯を持って、
その猫を探しに行きました。
そしてしばらくすると、鳴いていた猫を連れて帰って来たのです。
それが今、一緒に暮らしている、ふくちゃんです。
2匹とも夫が保護した猫です。
私は、この子達にずっと助けられてきました。
今も助けてくれています。
人間は
「保護した」
と言いうけれど本当にそうなのかなって最近思います。
本当は人間が保護されているんじゃないかな・・・と。