羽生結弦さんnotte stellata2024感想 | ゆっくり歩こう~ワンコとニャンコとまったり生活~

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他人不信な老ワンコと暴れん坊ニャンコ2匹とのまったりとした日々。
フィギュアスケート観戦が趣味で、スケートの感想も多め。過去記事は母のすい臓ガン闘病記録と、22歳で永眠した老猫の介護記録です

羽生結弦さんの東日本大震災復興アイスショー
notte stellataを見ることができました
今回のスケーター以外のスペシャルゲストは、大地真央さん

どんなコラボレーションになるのか、とても楽しみで、今までに羽生さんが演じたミュージカル曲などを思い浮かべていましたが、コラボの演目は「カルミナ・ブラーナ」
ストーリーは知らなくて、休憩中に検索した程度の知識なのですが、そんな無知な私にも生命の喜びから、過酷な運命に抗う苦悩といったようなものが、すごく伝えりました。

そして私の席からは、羽生さんと大地さんを同時に視界に収めることができないことが勿体なさすぎる…!
昨年の体操の内村航平さんの時も思いましたが…




公演のスタートは、公演名にもなっている「notte stellata」
トリプルアクセルの大きく雄大で素晴らしいこと!
さらに進化していると感じました

出演スケーターもそれぞれ個性豊かで、素晴らしかったです
ジェイソン・ブラウンさんは、1月末の全米選手権で準優勝した実力者ですが、彼のスパイラルは絶品
足がスッと伸びていて女子選手よりも見応えあると感じます

ハビエル・フェルナンデスさんは、喜劇も、しっとりした曲も演じ分ける円熟した表現はさすがでした

無良崇人さんや、田中刑事さんは、男性的な雰囲気のある滑りで、私は特に2部に2人がコラボしたサタデーナイトフィーバーが楽しかったです

宮城出身の本郷理華さんは、明るい雰囲気の曲がとても合っていました

宮原知子さんは、2部では自身で振り付けをした曲で、とても情感が籠もって素晴らしかったです

鈴木明子さんも、遠くの席からも感じる目力とか、細やかな手先の動きとか、さすがの表現力でした

振り付け師として大活躍のシェイリーン・ボーンさんもひたすら明るい曲で会場を盛り上げました

あとは、スケートとフラフープの融合でビオレッタさん
電飾?なのか光るフラフープなども使って、幻想的で綺麗でした。

今回、入場時に渡された腕輪があり、会場内では電子制御で光るようにされていて、演出に一役買っていて、それも会場内に星が煌めいているようで綺麗でした。

会場から離れたら、自分で好きなようにスイッチを付けたり色を切り替えたりできます

2部の、大地真央さんのステージパートでは、男役時代も彷彿とさせる姿から、その後の長く舞台の第一線で活躍する見事な歌声を披露してくれました

私も、学生時代に宝塚にはまり、先代猫や親の介護があるまでは、けっこう宝塚や、卒業したスターさんの舞台を見に行っていましたから、大地さんの舞台に感動でした!(私が宝塚をよく見ていた頃は、大地さんはもう卒業されていましたから、じつは生で拝見したのは初めてでした)

そして、公演のラスト
羽生さんの新作「Danny Boy」

しっとりと物悲しく、美しい旋律と、美しいスケート

見ていると感動でじんわり涙ぐんでくるほどです

ずっとずっと見ていたいと思わせる滑りでした




会場へのアクセスが悪いとか、トイレが足りないとか、始まる前は不満があっても、終わるとすごく満足していて、「来てよかった」「見れてよかった」「また見たい」そんな気持ちでいっぱいの幸せな気分になりました


じつは、先週半ばくらいまで体調がどんどん悪くなって、とうとう市販薬じゃ無理だと諦めて、病院に行きました。
長い待ち時間を耐えたおかげで、体調が回復してきました
この公演に体調の回復が間に合って本当によかったです
やっぱり病院で処方される薬って効くなぁなんて、今更なことにも感心する私です

精神的にも、今回の公演で瘉されたので、また頑張りたいと思います