2月といえば節分を思い浮かべられる方も多いのではないでしょうか。

節分に食べるお料理といえば「恵方巻」ですね。決まった方角を向いて太巻き寿司を食べる風習がありますが、最近では豆まきと合わせて節分の定番になりました。2024年の方角は「東北東やや東」ですが、この方角がどう決まるかご存知でしょうか?恵方とは歳徳神(としとくじん)という神様がいる方角のことで、その方角は毎年かわりますが、実は「東北東」「西南西」「南南東」「北北西」の4パターンしかないそうです。恵方巻の発祥ははっきりしていませんが、江戸時代の末期に大阪の船場ではじまったという説が有力です。それが関西の一部で習慣になり、1990年代に大手コンビニエンスストアが全国的に広めたことから、今ではすっかり定着したそうです。こうやって風習が広まるのは面白いですね。

 子ども達は「豆まき」のイメージが強いようで、昔は病気や災害など悪いものはすべて「鬼」の仕業だと考えられていたため、鬼を退治する効果があるとされる豆を投げる風習が広まりました。このほかにも、節分にけんちん汁を飲んだり、蕎麦を食べたりする地域もあります。古くから伝えられている由来や歴史などを改めて知ると、節分がより一層楽しいものになりますね。

2月になるとスーパーマーケットでは節分コーナーが用意されていることが多いです。我が家では節分コーナーで鬼のお面が置いてあると、息子が「鬼買って」とお願いしてくるのです。私はいつも鬼のお面と大豆セットを買う予定ではないので少し考えてしまいます。そんな時「保育園でしたよ」と嬉しそうに話す息子を見て(家でも節分をしようかな)という気分になり、鬼のお面と大豆セットを買うことになりました。大豆をそのまま投げると床に落ちて後で食べられなくなってしまうので、我が家では大豆の袋ごと投げるようにしています。また、食べ物の大切さを教えるためにも「大豆には栄養が沢山入っていて大切な食料だからね」と伝えています。

そして、豆まきが終わると袋を開けて美味しくいただきます。

そんな家族で過ごす時間をこれからも大切にしていきたいと思います。

皆様、寒い日が続いておりますが、体調を崩されませんように睡眠を充分にとり栄養豊富な料理を食べてお過ごしください。

 

 

波の家保育家庭センター 西子