概要
内容紹介(「BOOK」データベースより)
2024年2月発売
ブックマン社
256ページ
著者情報(「BOOK」データベースより)
目次
イントロダクション
第一章 八神純子/想い出のスクリーン
第二章 西城秀樹/ラスト・シーン
第三章 庄野真代/飛んでイスタンブール
第四章 原田真二/タイム・トラベル
第五章 堀内孝雄/君のひとみは10000ボルト
第六章 渡辺真知子/ブルー
第七章 浜田省吾/風を感じてEasy to be happy
第八章 久保田早紀/異邦人 シルクロードのテーマ
第九章 渡辺真知子/唇よ、熱く君を語れ
第十章 RCサクセション/雨あがりの夜空に
第十一章 ジョン・レノン、ヨーコ・オノ/
スターティング・オーヴァー
最終章 THE BLUE HEARTS/TRAIN-TRAIN
感想⑴ タイトルとザ・ブルーハーツのこと
弱い者らが夕暮れて、さらに弱い者たたきよる
この印象的なタイトルは
ザ・ブルーハーツの
わたしは著者と同世代ですが
残念ながら
ザ・ブルーハーツのことを殆ど知らず、
今回、この本を読み、
俄然、興味を覚え
聴いてみました。
歌詞も、曲も、歌も、
╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !
最終章を飾るのに相応しいものでした!
\( ˆoˆ )/
感想⑵ 著者の父母の言葉
第一章 (八神純子/想い出のスクリーン)での、父親の言葉(高校教師・社会科)
「弱い者らが、より弱い者をいじめる。
それで得するんは、誰や?」
最終章 THE BLUE HEARTS/TRAIN-TRAINで、母親の最期の言葉(中学教師・社会科)
「大阪はな、弱い者らが夕暮れて、
さらに弱い者たたきよる街になってしもうたんや…」
まるでペアを成すような著者の父母の言葉が、心に刺さりました。
「弱い者が、より弱い者をたたく」構図は、まるで、悪意のトリクルダウンのよう。
著者の父親が問うように、
この仕組みで得をするのは誰なのか?
巡り巡って・・・
トリクルダウンの受益者?
大きな既得権益を持つ人?
国家権力に近い人々?
どうなんでしょうか。
是非、皆さんも、考えてみてくださいね!
こんな人におすすめ
全編、音楽にあふれ 🎶〜♪"
読みやすく、
且つ、社会性を失わない
硬軟のバランスが絶妙なエッセイ集!
誰にでも勧められる一冊です!
ヽ(*^ω^*)ノ