あはは
明るく、楽しい作品です
巣立ち症候群の妻が
ジョーカー🃏がわりに
隠し持っていた
離婚届
それを見つけた夫の驚きと混乱
そんな熟年夫婦には
わりとよくある話を
阿部寛と天野祐希を主演に、
富司純子、菅野美穂らが共演、
コミカルに描いてあります。
同世代の話だから
わかるーーー
ところも多いけれど
逆に、
照れ臭〜ぃ
恥ずかしぃ〜
(*/∇\*)キャ
観ていて ひくところも
少なくありませんでした(笑)
明るくで、軽妙な作風
ゴロゴロダラダラ
夫婦一緒に観るには
うってつけの作品だと思います
後半、駅の待合室で
夫婦の絆を確認しあう場面があります。
多分、そこがこの作品の
一番の山場なんだと思うけれど、
わたしの心に強く残ったのは
そこではなく、
阿部寛と富司純子が
対峙するシーンでした。
「わたしは家族のために、
自分を犠牲にして生きてきました
それが正しかったと信じています
なのに・・
わたしの言うことは間違っていますか⁉︎」
と、詰問する生徒の祖母(富司純子)
その迫力に、
たじたじとなりながらも
一生懸命に諭す、教師(阿部寛)
「間違っていません。
正しいと思います。
でも、優しくない。
正義は人によってちがうから、
ぶつかり合って、
戦いになることもあります。
でも、優しさはぶつかり合うと、
もっと大きな優しさになる・・・」
みたいな意味の会話をするシーンです。
(一字一句は覚えていないので、突っ込まないでね)
正しいけれど、優しくない。
なるほどなぁ・・・
(*゚ー゚*)(*。_。*)(*゚-゚*)(*。_。*)ウンウン
これは、心に響きました。
あとね・・・
この場面での
富司純子さんの怪演
往来の大女優で
今でも、役柄は
凛とした美しい御老女と
決まっていたのに、
この作品では、
なかなかの鬼婆ぶりを披露
それが意外で、
安定の好演というか、
無難な主演のお二人より、
はるかに強く印象に残りました。
監督 遊川和彦
原作 重松清「ファミレス」
2017年