宙組公演の初日を観劇しました。
久しぶりの一本ものミュージカルです。



ネタバレあります。

ロシア革命から10年が過ぎたが、サンクトペテルブルクは、まだ混乱していた。皇帝一家の中でアナスタシアだけが生き残ったのではないか…街にはそんな噂が広がっていた。ープログラムより引用ー

ロシア革命と言えばロマノフ、ロマノフと言えば「神々の土地〜ロマノフたちの黄昏〜」を思い出します。まぁさま(朝夏まなと)の退団公演でした。

今回真風涼帆が演じるのは、詐欺師ディミトリ。
皇太后からアナスタシアを探し出した者に報奨金が支払われるという話を耳にする。
相棒ヴラド(桜木みなと)とアナスタシアを探しはじめる。もちろん本物ではなく、アナスタシアに仕立て上げるのだ。
そこへ記憶を失ったアーニャ(星風まどか)が現れる。
二人はアーニャをアナスタシアに仕立て上げる。

一方ロシア新政府は、アナスタシア生存について調査を進めていた。
その役人グレブを演じるのは、芹香斗亜。

ディミトリとアナスタシアとヴラドの三人は、皇太后のいるパリへと向かう。
さて、どうなるのか。



開演の挨拶の時、指揮者の名前が御崎恵と告げられたからきっと生オーケストラなんだと思っていた。
演奏は、録音だった。
音出しのタイミングのためにオケピットに御崎先生が一人でいると、後で知ってびっくりでした。

指揮者の名前あってもよかったのに。

ブロードウェイに関わったお二人から宝塚バージョンとして真風涼帆に曲が提供されている。
残念なのは、原作者テレンス・マクナリー氏が
2020年3月新型コロナウィルスの犠牲となり亡くなったこと。

たくさん歌って、踊って、演じて宙組のみんなが
客席にパワーを送っていた。
なかでも、和希そらの女役は、必見だと思う。

真風涼帆は、ちょっと悪い奴でそして哀愁がある役が似合うと思う。





機会があればもう一回観たい。
できれば二階席から。