8月19日宝塚大劇場星組公演千秋楽

「GOD OF STARS 食聖 / エクレールブリアン」

そして、サヨナラショーが始まる。

 

当日券も考えたが、外れることもあるので映画館のライブビューイングを選んだ。

 

サヨナラショーは、知っている歌がほとんどだった。

トップ就任からの曲だろう。

外箱は、観ていないがうわさには聞いている。

 

出て来て欲しい、そう思っていた。

客室係の紅子(べにこ)ちゃん。

(紅ゆずるが演じる紅ゆずるファンの客室係という設定)

 

やった!出てきた。

大劇場をウロウロと歩き回る。

0番(舞台のセンター位置)、銀橋、舞台袖。

手で触りまわる。

客席からは笑いが絶えない。

ここで1曲歌えるのにあえて、紅子を登場させる。

 

次の場面では、紅ゆずるになって出てきた。

 

「ひとかけらの勇気」が一等好きだ。

紅ゆずるの歌う「ひとかけらの勇気」が。

 

昨日(8月22日)「スカーレットピンパーネル」のブルーレイを購入した。

気に入った舞台のブルーレイを購入しているのだが、

順番が後回しになって忘れていたようだ。

 

やっと手にしたブルーレイを観たら

パーシーがショーヴランに

「仮面舞踏会に行くんだろう。

衣装を貸してやろう、客室係の紅子の衣装はどうだ?」

というアドリブだった。

 

 

正直に言おう。(個人の意見です)

歌に秀でているわけではない、

ダンスに秀でているわけではない、

しかし、私の心を鷲づかみにして離さないのは事実だ。

「こうもり」で「桜花に舞え」で

迫真の演技に

底知れない芝居心にうたれた。

もっと早くに気づくべきだった。

 

ライブビューイングを終えて友人と花の道へ向かった。

退団者が出てくるには、長い待ち時間であった。

 

しっかりとオペラグラス越しだが

紅ゆずるを見た。

ファンにあいさつをして車に乗り込んだ。

さっきまで降っていた涙雨は止んでいた。

 

最高のサヨナラショーだった。

前代未聞のサヨナラショー

だって、ラストの曲は、「ANOTHER WORLD」で

歌われた「ありがたや、なんまいだ」

涙が引っ込むわ。

笑わせてくれてありがとう。

 

サイコー!!

紅ゆずる