皆さんこんにちは、NAMIです。
今週は本業の後、夜は色々と調べものです
前日のブログにも書きましたが、金曜日は急遽仕事がお休みになりました。
最近忙しく、なかなか自分だけの時間が得られなかったので丁度良かったです。
さて、フリーでガイドをするにあたって重要になってくるのが移動方法ですよね。
もちろん個人の車は使用出来ない(お客様を乗せるライセンスがない)ので、利用はタクシーやバスの公共交通になってしまうのですが・・・。
「元ガイド仲間の友人からはUBERはどう?」
「コストも抑えられるし、アプリで検索や料金も交渉出来るよ!」
みたいな事を言われました。
私はUBERは使った事がないので、ガイド始める前にちょっと調べておこうかな・・・と思っていました。
先日フォローしているブロ友さんがタイムリーにもUBERの事を書かれていたのです。
タクシー業界の規制緩和の決定に怒ったタクシーの運転手さんがストライキをしたと言うニュースについてだったのですが、現在そのブログは削除されてしまわれたようです・・・。
その規制緩和でUBER市場が拡大されると言う懸念ですね。
そりゃあ学校に通ってライセンスを取得、しかもタクシー所有のライセンスを取得した人は怒りますよね。
UBERでお客を取るにあたって学校に通わなくても、タクシー運転手としてのライセンスもいらないんですもの。
下に金額の事についてもう少し詳しく書きましたが、タクシー所有のライセンスを取得するのに180,000$掛かるのですから
もちろん進化するのは必要な事だと思います。
日本でも移動方法にUBERが使われているのかしら?
ホテルや旅館も Aiebnb 等の登場で経営が危ぶまれていますよね。
タクシーとは全く違う話なのですが、ツアーガイドの免許も同じです。
ガイド会社で事前に勉強する内容よりは学習しているので、知識の面ではやはりライセンスを持っている人の方が情報が多いと思います。そこはライセンスなしのガイドよりは良いサービスを提供出来ると思います。
日本人の大多数のガイドさんはライセンスを取得していない現地に住んでいる在住者の方か、ワーホリで来ている短期滞在者の方。
ライセンス所得ガイドがストライキしてまでそこまで怒るなんてことはありません・・・が、私たちライセンスガイドは毎年ライセンス代(120$)を支払っている訳でありまして・・・
ぶっちゃけ、日本人のガイドさんでライセンスを持っているのはごくわずかです 笑
「ハイシーズンはライセンスガイドが足りないので、市も目をつぶっている・・・」と言う感じですかね。
シーズンオフにガイド活動をして罰金を払ったと言う人は今までに聞いたことがありませんが、一応ライセンス無しでの違反は、モントリオールは警察や市の職員に止められて、ライセンスを持っていないとその場で停止命令、そして続けていると100$~1000$の罰金、ケベックシティーも市の条例でハイシーズンでもライセンスを保持しないでガイドすると最低150 $、最高4000$の罰金だそうです。
私がガイド会社に所属していた頃に、某ガイド会社がライセンス登録していない車を使ったとかで、田舎のど真ん中で車を停止させられて、観光客も車から降ろされて置き去りにされた・・・なんて話を聞いたことがあります
観光客を増やそうという理由でガイド免許の規制緩和はまだされていません。
さて、話がズレてしましましたが タクシーがいいのか、UBERがいいのか。
タクシーの運転手になるにはどうすればいいのかちょっと調べてみました。
参考にしたのは、「Journal de Montréal」の記事と「モントリオールタクシー協会」 のサイトです、
「Journal de Montréal」はいわゆるゴシップ紙でもありまして(;・∀・)あまり信憑性はないのですが、モントリオールタクシー協会のサイトでもチェックしてみました。
とりあえずタクシー免許を取得するには:
① 市内にある学校に通って150時間(モントリオールの場合。ラバルやサウスショワは違います)のコースを取る(費用:1300$)
② タクシー協会(?)の学科試験を受ける(費用不明 再試験は59$と言う事は1回目は無料?)
③ 合格したらSAAQで4Cのライセンスを申請し視力検査、健康診断を受ける(費用:10.90$)
④ 無犯罪証明書の取得(105$)
⑤ SAAQで4Cライセンス取得
⑥_1 所有者のライセンスを取得(180,000$)
⑥_2 タクシー会社から車をレンタル(1日60$)
なので、タクシーを所有していなく、タクシー会社勤めで車を借りて働いても1日60$の車をレンタルすると、月1300$くらいとして、年間にすると15,000$くらい掛かる計算になりますね
それに対してUBERは学校に通わなくてもよし、タクシー免許の更新料(120$/年)も払わなくて良し、そしてタクシーをレンタルするのに年間15,000$あまりの費用を払わなくてよしと言った所なんでしょうね。
UBERでドライバーとして働くには・・・
・21歳以上である事
・タクシー運転手と同様4Cクラスの運転免許が必要
・SAAQのドライビングレコード(無料)
・無犯罪証明書
・TAX番号
・フランス語のスキル
が必要になるようです。
そしてUBERとして働くためには無料のオンライン研修が必要となっているようです。
クラス4Cと言うのは、タクシーやリムジンが運転出来る免許です。
さて、クラス4Cの免許を取るには・・・
・クラス5の Pemis de conduire(本免許)またはクラス5の Probatoire 免許(初心者免許)が1年以上である事
・健康診断と視力検査を受ける
・学科試験を受ける
路上試験は特にはないようです。
しかし、UBERが4Cの免許だけで運転出来るのに対し、タクシーやリムジンはクラス4Cとタクシー免許の2つが必要になります。
利用する側としてはUBERは安い料金でお得だと思います。
アプリケーションで近くにいるUBERを見つける事も出来るので、タクシーのように空車が通るまで路上で待つ事も必要なさそうですね。
でも自分ではなく、お仕事で・・・しかもお客様と一緒となると、安心感はどうなるんだろう?と思います。
将来的にUBERを使って自分で運転しながらガイドが出来るならそれはそれで便利だと思うんですけどね・・・。
ご訪問ありがとうございました
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