小学生の息子が、望遠鏡を作った。


息子がリビングであれこれ出して遊んでいる際に、虫眼鏡が出てきたのだが、その虫眼鏡であれこれ見ているうちに、


「テレビか本で『虫眼鏡を使って望遠鏡を作ることができる』というのを見たことがあるびっくりマーク


と言い出したのだ。



虫眼鏡 エボ柄ルーペ 1241 2.5倍 90mm 拡大鏡 [手持ちルーペ 虫めがね 天眼鏡] アウトレット 池田レンズ 観察

 


私はその時洗い物をしていたので、


「そーなの?そりゃすごいねぇ知らんぷり


と言っただけで見守っていたのだが、


息子は一人で記憶のままに、黒い画用紙と虫眼鏡2個を使って望遠鏡を作ろうとした。


 

が、そんな甘いものではなかった驚き


適当に組み合わせて作るだけでは、うまく焦点を合わせて見ることができないらしい。


そこで、息子はインターネットで作り方を調べてみることにした。

(「インターネットで調べていい?」と聞かれたのでまだ洗い物中の私は「いいよ!」と答えた。一人で勝手にパソコンを使うのはまだNGにしている。)



最初に見たサイトでは

「100均で材料を揃えられる」

という魅力的なキャッチフレーズを出してくれていたが、


8点ほど買わなければならないので、1個110円とはいえ880円かかる…真顔



一人で全部成し遂げたい息子は、お小遣いを握りしめ、早速材料を購入すべく走りだそうとしていたので、

「ちょっと待って!」

とそこで母はカットインランニング


「いろいろと作り方がありそうだから、極力家にある材料で作ることができるものを探したら?

(お小遣いなくなっちゃう…滝汗)」


と口出ししてみた。


「そうか。そうだね。」

と素直に受け入れる息子ニコ


そして、他にもいろんなサイトを確認し、ほぼ家にあるもの(ペットボトルとか)で作ることができる作り方を探し出した。


「これだと、100均で材料を1つ買うだけで作ることができる…!!」

と目を輝かせる息子お願い


でかしたぞ、息子びっくりマーク


これならお小遣いでも負担なく買えそうニコニコ



自分で作りたいものを見つけて、作り方をいろいろと調べ、材料も自分で準備して、作る。


これって、子供にとってなかなか良いことだと思うのですにっこり


作っていくうちに

「あれ?うまくいかない?驚き

ということも起こるし、

そこを試行錯誤して、やっと完成の形に持っていっても、期待していたものとは何かちょっと違ったりして。


こういう経験を重ねて、大人になっていくんだと私は思うニコニコ(何様だよ)



かくして息子は、100均で購入してきた「老眼鏡」と、家にあった空き容器、ペットボトル、色画用紙、ビニールテープなどを駆使して、望遠鏡を一人で作ったのであった。


ほぼ半日かかったけれど、なかなかの出来映え飛び出すハート


が、期待していたほど遠くのものは見えなかったそう爆笑

焦点を合わせるのも思っていたより難しい。



「そっか。なかなか難しいねアセアセ

でも、自分で作ったなんて、すごいよお願い

無事出来上がってよかったねキラキラ


という話をしたにっこり



そして、唯一買わないといけなかったものは、

意外にも「老眼鏡」だったびっくりマーク


当初言ってた虫眼鏡ではなく、「老眼鏡」を使うというので、聞いたときはビックリした爆笑



私も夫も、そろそろ老眼に近付いているとは思うが、老眼鏡は未知の世界凝視


望遠鏡には老眼鏡のレンズを一つ外して使うため、レンズが一つ余った。


そのレンズにそっと手をのばす私。


そのレンズで、恐る恐る近くのもの(近すぎてぼやける距離のもの)を見てみたところ…。


みみみ、見えるーーーびっくりマークポーン


ハッキリ見えてしまった!

てことは、私、もう老眼始まってるじゃん!!滝汗

うそーーーーん。


念のため息子にも老眼鏡を使って見てもらったけれど、老眼鏡を使うと、近くのものが余計ぼやけるように見える、とびっくり


あぁ、やっぱり若者の目と私の目は違うんだな無気力


息子の成長と、自分の老化を感じた、

息子の工作でした爆笑