一軒家についてまわるもの、
それは汚水枡の掃除。
1年に1回は掃除をしないと大変なことになる。
・・・と、他の方のブログで見た。
汚水枡
私はそれまで、汚水枡について知らなかった。
夫に聞いてみても、知らないそうだ。
まずい、まずいぞ…
我が家は中古の一戸建てに住んでおり、今だかつて汚水枡の掃除をしたことが無い。
前住人の方も、やっていたようには思われない。
私達が引っ越してきた時、庭は植物がたくさん植えられていたものの手入れがあまりされていなかった。
そこで、夫と、伸び放題になっていた木を切ったり、草を引いたりする作業をしたのだが、
その時に雑草や土の中に埋もれた『汚水』と書かれた丸い蓋を発見していた
その時はそれが何だかよく分からなかったけれど、表に出しておくべきものだろうと思い、上に乗っていた土を払い、表面に出しておいた。
その場所は台所のシンクに近い場所。
おそらくそこが台所排水が流れていく汚水枡だ
雑草や土に埋もれていたぐらいだから、掃除をしていたとは思えない、よね。
まずくないか？
中でえらいことになってたらどうしよう？
そこで私は
「あそこ、掃除しないといけないらしいよ！」
と夫に言ってみたが、夫は乗り気でない様子。
というのも、夫の実家はもっと年代物の一軒家なのだが、一度も「汚水枡」という単語を聞いたことも無いければ、掃除もしたことがないという。
それでも問題なく暮らしているし、汚水枡の掃除が必須とは思えないと言うのだ。
実をいうと、私の実家も一軒家だが「汚水枡」の話なんて家族でしたことがない。
当然掃除もしていないと思われるが、今まで支障無かった。
うーん…
ネット情報では掃除が必須で、汚水枡の汚れがたまると大変なことになると書いてあるんだけれど。
二人の実家は、たまたま運良く詰まらせることなく過ごせているだけなのでは？？
よし、私はやるぞ！
夫が乗り気でなくとも、私はやるぞ！
そうと決めたら、準備だ。
開けるのには、マイナスドライバーが必要だそうだ。
よし、これは家にあるぞ
あと、ブログで紹介して下さっていた方は
「ひしゃくで汚れをすくいとり、作業後はひしゃくも一緒に捨てると良い」
と書いてくれていたので、早速真似して100均で調達してきた
あぁ、ブログっていろんな方の実体験を教えてもらえて素敵だな。
そして、汚れても良い服装が必要だそうだ。
掃除業者のサイトでやり方を確認してみると、
かなり汚れるので捨てても良い服装がオススメと書いてあった。
100均の雨ガッパとかが良いらしい。
おぉ、そんなに汚れるのか
一気にやる気が失せ・・・。
いや、ダメだ！！私はやるんだ！！
と自分を奮い立たせて、いざ、汚水枡へ
この時、家でテレワーク中の夫にも
「今から汚水枡の掃除を、私がやるから！」
とわざわざ恩着せがましく言ってから現場へ。
(バリバリに仕事中なので夫は現場に来られない)
ドキドキしながら一人でマイナスドライバーで開けてみたところ…。
あれ、思ってたのと違う
まず、めっちゃ深い。
ひしゃくなんてとても届かない。
そして掃除業者のサイトに載ってた形とは全然違う。
油や汚れがが浮いてるから、それを取るって書いてたけど、かなり下の方に水が流れる通路が見えるだけで、複雑そうな機構は無いし、油も浮いていない。
んーーー。
これ、どうしたら良いの。
通路の下は確かに汚れてるかもしれないけれど、私の手には届かないし、汚れが溜まってそうにも見えない。
試しに台所の水を出しっぱなしにして、現場を覗いてみると、通路を普通に水が流れていった。
・・・おぅ、私にできることは無さそうだぞ
何となく困って、ひしゃくを握りしめて汚水枡の周りをしばらくウロウロしたり、木の棒で汚水枡の管の壁をつついてみたりしたけれど、
結局そのまま蓋を閉めた
古い家は、汚水枡の作りがちゃんとなっていなくて、汚れがそこに溜まるなんてことは無いのかな。
どうなってるのかな。
普通に流れていくだけなのかな。
古い家にお住まいの皆さん、汚水枡の造り、どうなってますか？？
そして、夫の仕事が終わってから
「今日の汚水枡の掃除さぁ」
と話しかけたら、
すかさず
「ありがとう！！お疲れ様！！
」
と言われたので、
(多分私一人にやらせて悪いなと思って素早くお礼&ねぎらいを言ったのだと思う)
「え、それだけ？汚水枡の詳細聞きたい？」
と返したが、
「詳細は良いよ！ありがとう！」
と言われたので、私は「うん」と答えて終わったのであった。
何もしてないのに…。
蓋を開けて閉めただけなのに…。
夫も適当だな…
(適当はお前だろ)
さて、今後どうなるか。
今後、詰まったり何か事象が発生したら、ご報告します(え)
↑「汚水枡」で検索して、何だかすごそうなのを発見しました。
これ、我が家のでも使えるのかな…。
でも良いお値段するな。
ドキドキ
