公式サイトからお借りしました
「スチュワーデスになりたいな。」
保育園のお誕生日カードの「わたしのゆめ」に、まだ文字が書けない私の代わりに先生が書き込んでくださいました。おそらく4、5歳のころの話だと思います。その夢は短大二回生の春までずっと変わることなく、心にあたためていました。
なぜ、小さな私がCAになりたいと思ったのかきっかけを知る由もありませんが・・・スチュワーデス物語は1983年の放送ですから、私が中学生の頃の番組で、「何を今更。かっこいい職業に決まってるが。」と思いながら夢中で見ていた記憶があります![]()
短大二回生で就職活動を始めたころ、何度も足を運んだ就職課で「身長158センチ以上」という条件を目の当たりにし、153センチしかない私はなすすべもなく、全く畑違いの業界の採用試験を受けまくり、一番最初に内定をもらった会社にすぐ就職を決めました。ずっと心にあたためていたことは「身長」という自分ではどうしようもないことで打ち砕かれてしまいました。
でも、今の私なら、もしかして他の方法も考えたかもしれません。身長の縛りのない海外の航空会社やグランドスタッフなど、空に携わる仕事は他にもたくさんあります。インターネットもない時代。今ほど選択肢もなく、就職を腰掛け程度に捉えていたのかも。もしもあの時の自分に声をかけれるとしたら「もうちと試行錯誤してみんか?」。ま、後の祭りとはこのことです。
今から転職して空の仕事に携わることはできませんが、やっぱり飛行機が好きです。空港に行くと背筋がピンと伸びてあの時の感情を思い出します。CAの方の気配りや身のこなしなど、一社会人として見習うべきところがたくさん
海外では男性のCAさんもいらっしゃるし、厳しい訓練を潜り抜けた接客のプロです。
夕暮れの空港が好きです。浮かぶ歌はユーミンの「中央フリーウェイ」。なんでだろう。
