3月9日山陽新聞朝刊よりお借りしました


まだパンを作り初めの頃、スーパーで見かけた岡山県産しらさぎ小麦を購入してパン焼きをしたことがあります。おそらく中力粉であったと思うのですが、あまり美味しいパンになりませんでした。製粉の状態もパンには向いていなかったようで、小麦が悪いのではなく無理やりパンにした私が無謀でしたおーっ!


あれから十数年が経ち、今朝の新聞に「パン用」とはっきり明記された小麦のことが書かれていました。地元で育った小麦を使ってパンを焼く日ももうすぐそこまで来ているようです。とても楽しみ。


こだまちゃんには不思議な力があります。いつだったか、大塚先生がおっしゃっていた「こだまはふるさとを覚えている」と。白神山地の空気を吸い、白神山地の水で焼くと格段と美味しいパンになる。岡山県で育った小麦とこだまちゃんが仲良くしてくれるかどうかはわかりませんが、同じ日本で育った者同士、美味しいパンができること間違いないと思っています。


西大寺で育った「せときらら」。いつ私たちの手に入るでしょうか。津山で育ったせときららはもう楽天で買えるようです。



まずはこれを買うのも手じゃなぁ。お試しになられた方、ぜひその味を教えてください。