つづき







これまでの婚活での出来事を全て聞いてもらった。恋愛遍歴も遡ってヒアリング。





私が結婚したい理由も聞かれた。

私の場合、特に子供を切望しているわけではないので、人生の伴侶が欲しかった。

1人でいるよりも2人でいる方が好きだった。離婚を経験してもなお、その考えは変わらなかった。






そして、私の傾向を分析して、対策を練ってくれた。






結果、希望条件はこのまま。

学歴・年収・身長・住まい・子なしなど。

全部希望通りの条件でいきましょう、だった。





え???





今まで見つからなくて、条件広げてきたのに???




このままでいけるの?とかなり不安げな表情をしていたと思う。






けど、しっかりと分析した結果、理に適った理由と対策があった。





まず、私のスペック、特に年収などを考えて、夫となる人は同じような学歴と年収が背景にないと、結婚して生活する上では難しいと思うとのこと。

同じような人生を歩んできた人じゃないと価値観が違いすぎて生活が合わないとのことだった。大学時代を共にしたとかあれば話は別だが、婚活の上に結婚を急いでいるので、この条件は尚更絶対とのこと。妥協しても2回目の離婚をする可能性もあると忠告を受けた。





それから、年齢は3つくらい上まで。なぜなら、私の見た目が若い、きっと家族も皆んな同じ感じの雰囲気なのでは?と。そこへオジサンを連れて行っても家族も困惑して受け入れ難いと思うと。このパターンは10歳くらい歳上の高所得男性と女性ならうまく行くパターンがあるけれど、私自身、女性が高所得側なのでそれには当てはまらない。だから歳上まで広げても無駄な時間になる可能性が高いとのことだった。





そして、一つだけ、変えないといけないことがあった。

それは、外見の希望レベルを元に戻すこと。

イケメン選んでしまう負のスパイラルに入ってるから、顔ではなくその人の人となり、自分と会話のテンポや価値観合うかで判断しないとダメ、だった。




そうして、私の最後の婚活が始まった。







つづく





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