衆議院前議員会総会 | 並木正芳オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 10日午後1時より、衆議院第一議員会館地下の大会議室において、「衆議院前議員会」の総会が開催されました。

 綿貫民輔会長(元議長)のご挨拶の後、昨年度中に亡くなられた土井たか子氏、田村元氏など16名の方にに黙祷を奉げ、事業報告や会計報告などが承認され、総会はスムースに終了しました。

















 続いて1時30分からは、民放テレビ各社のコメンテーターとして知られる共同通信社客員論説委員の後藤謙次氏より、「日本の政治の動向」に関する講演が行われました。

 後藤氏は、昨年末の解散総選挙は消費税延期をめぐり、民主党・自民党財政再建派・財務省などからの『安倍降ろし』に先手を打って封じる意図があったことなどや安倍総理が常に祖父である岸信介元総理に影響されていることなどを事例を挙げて話されました。

 また、安倍政権は野球で言えば、「バッテリーだけで持っている」ような政権であり、安全保障法制も長く議論して国民に理解を求めるべきで、アメリカのマクナマラ元国防長官が回顧録の中で、「ベトナム戦争の失敗は国民の理解を丁寧に進めることを怠り国民の結束を得られなかったこと」と述べていることに学ぶべきであるとの意見も述べられました。

 「6月は魔物が棲む」という国会の『6月の壁』のジンクスもあるので、今後が注目されるなど、講演予定時間の15時をオーバーして大いに語られました。



 午後3時30分からは、会場を移して衆議院議長公邸において、大島理森議長招待によるパーティも開かれ、久々にお会いした方などとも超党派で和気藹々と旧交を温めました。