道州制フォーラムに参加 | 並木正芳オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 20日18時30分より、PHP研究所東京本部ホールにて、「道州制はあなたの暮らしをどう変える」をテーマに第2回「変える力」フォーラムが開催され、日本維新の会埼玉第13区支部長の中村匡志氏とともに参加しました。

 フォーラムでは、モデレータをPHP総研の研究主幹で、「変える力」の責任者でもある永久寿夫氏が務め、パネリストとして前神奈川県知事・参議院議員の松沢成文氏、日本テレビ解説委員の宮島香澄氏、東洋大学専任講師・建築家の藤村龍至氏、PHP総研主席研究員の荒田英知氏の4名が、それぞれの立場と観点から道州制の必要性を述べられました。


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 明治政府以来の中央集権体制は、キャッチアップ型の国政においてはそれなりの役割を果たして来たものの、地方の中央への依存心と非効率行政を生み、地元の意向と国の上意下達的なルールとが異なっても、「補助金だから良い」との惰性の中で、「高齢少子化・一千兆円の借金・グローバル化」の波に対応できず、日本は持たなくなって来てしまっている。

 むしろ一定の行政力を有しながら、住民要望、地域づくりに効率的かつ柔軟に対応でき、グローバル化する世界とも競争できる自立した圏域を形成することこそこれからの日本が生き残るのに必要なのである。

 国からの補助が多い沖縄からも、「魚ではなく釣竿を与えよ」との声も聴こえている。「沖縄海洋州」などの考えもある。

 松下幸之助氏は、1968年に「廃県置州」を提唱、「北海道が完全に独立した国家であったとしたら、今日以上の発展を遂げた」との問題提起をされている。

 私見だが、役人出身の知事は現在3分の2に及ぶ。政治家や民間人の知事を多くすることも道州制実現に結びつくのではないか。

 藤村氏は、建築家の観点からJRの6つの分割なども参考になると、「ステーションシティを核とした都市の再編成を行う『列島改造論』などを披歴される。

 などなど多様な意見がありました。

 道州制で「どう暮らしが変わるのか」、「日本の生き延びる道は何か」などについて私も実現に向けての一歩を進めて行きたいと考えます。