試合日程を１時間早めて７時半からとなり、朝の食事も早くして球場入りの予定でしたが、今日２５日も願い叶わず朝から雨で、８時までホテル待機の連絡が来ました。
１試合だけでも何とかやりたいと念じていたところ、雨は降ってはいたものの空が明るさを増し、監督会議を開いて１０時半より１試合を行い、準々決勝以降は抽選とすることに決まりました。
所沢は、下関第二球場の２試合目に福岡県の「城南キッズ」と後攻で対戦しました。先発投手の石井君がコントロールも良く、危なげなく一回表を抑えると、その裏、１番バッターでキャプテンの原田君がセンターオーバーのホームラン、幸先よく先取点を取りました。続く2回表もピッチャーが点を与えず、その裏には２点を追加、序盤から優位に試合を進めました。
所沢は全員野球をモットーに全員出場の方針で臨みましたが、傾倒したピッチャーの副主将今場君も朝倉君も要所をきっちり締め相手に得点を与えず、バックも小さなミスはあったもののよく守りきり、前半は相手チームのつけ入るスキの無い展開でした。
中盤は両チームともチャンスはありましたが、もう一本タイムリーが出ず、６回裏には所沢がつなぎの攻撃で１点のダメ押し点をあげ、目標どおり全員が出場し活躍して４対０と快勝しました。
準々決勝以降は、残念ながら抽選となりました。両チームの代表９名が先攻・後攻をじゃんけんで決め、１８枚の封筒を交互に取り、最後に封筒を一斉に開けて、当たりくじ１枚を引き当てたチームが勝ちというものです。
所沢は、宮崎県の「恒久グリーンナイン」に勝ち、ベスト４に進出しましたが、準決勝は地元の「巌流下関」チームに敗れ、惜しくも三位となりました。
４連覇を狙った「知念イーグルス」も沖縄どおしの抽選で「北谷ドラゴンズ」に敗れ、結局、決勝の抽選で「巌流下関」に勝った、初出場の「北谷ドラゴンズ」が優勝となりました。
閉会式は、安倍総理夫人の昭恵さんも臨席され、門出会長から賞状・賞品が各チームに手渡され、予定時間の２時半を１時間ほどオーバーしましたが、無事終了しました。
所沢選手団は、４時から下関チームやホームステイ先の皆さんに御礼を申し上げる「お別れ会」の後、広島に向かってバスで下関を後にしました。
私は所用で所沢へと帰るため、選手団にお別れして山口・宇部空港に向かいました。閉会式が遅れたうえに、新下関駅に着くと電車が遅延しており、あわてて城下町長府の空港行き特急バス乗り場までタクシーで駆けつけ、バスに間に合い、少し心配しましたが、無事所沢に帰着しました。