成城学園前のネパール料理レストラン
「マウント・フィッシュテール」
行ってきました。

マウント・フィッシュテールとは、ネパールのポカラから見える、頂上が二つにわかれた特徴的な山マチャプチュレのこと。標高6993m(!)、ヒマラヤ山脈の一部です。


お店の目印は、レンガの壁の建物に、ネパールの伝統的な木彫りの建具。
堅い木に彫刻された精密な立体模様が素晴らしいのですが、堅木だからとにかく重い!

お店を作る際に、ネパールからコンテナ一本分、運ばれたそうです。本物です!随分大変だったことでしょう。


お料理が、何から何まで全部美味しくて♪
特に、酸味のある山椒のようなスパイスが美味しすぎ!
楽しすぎて料理写真が一枚もありませんが(・・;)

二子玉川と成城学園前の間にあるお店、オススメです♪♪


ここのネパール料理は、あまり辛くない仕様ですが、本場のスパイスが香り高く使われています💕

インドやネパールではスパイスは体調管理にも欠かせません。漢方薬といった感じでしょうか。ネパール在任中、調子が悪いときには、ターメリックと生姜とハチミツの入ったお茶を、お手伝いさんが作ってくれました。いまでも時々自分で作ってみたりします。ターメリックたっぷりのお茶はあまり美味しくないけど、身体には何か効くような気がします。

☆☆☆☆☆
このお店の経営者は、ご主人がネパール人の日本人女性。お子さんがカトマンズにいたときには、我が娘もお世話になった、日本授業補習校の生徒だったそうです。

カトマンズ日本授業補習校は、幼稚部から中学校3年生までの総生徒数が55名程度(2018)。こじんまりとした、土曜だけの学校でした。運営も保護者によるボランティアがほとんどのため、保護者全員が最低でも顔見知りという、アットホームであったかい学校。生徒達も学年を超えて仲良くて、年上の子供達が年下の子供達を自然に支えてくれる、緩やかで温かい人間関係が魅力的でした。

コロナに起因して、大分生徒数が減ってしまっている様子。いまや一人もいない学年があるそうです。

あったかい、あの素敵な学校が、どうか、ふたたび活気にあふれますように。