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リハビリスト波平の日記

「リハビリスト」は「リハビリに励む人」という自作英語です。Yahooブログから越して来ました。俳句やエッセイその他、お暇な方、是非お来しください。

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黒田も新井も去り、丸もいなくなって、流石に4連覇はないだろうとと思っていたら、カープの強さは今年も健在だった。あれだけ4月に負けが混み評論家諸氏もセリーグ連覇は無いと断言していたくらいだ。

ところが4月とは打って変わった5月の快進撃だ。あれよあれよと言う間に連勝街道をまっしぐら、いつの間にかセ・リーグのダントツ首位を走っている。

あれほどバラバラだった攻撃陣がそろいもそろって絶好調。弾頭の野間の俊足が生きているし、菊池は期待通りの守備の華麗さに加えて打撃もチャンスに強い。バティスタもホームランを連発しアッと言う間に鈴木と並ぶ15本だ。その鈴木誠也も打率・打点はリーグトップの好調さでチャンスに強いのはそれこそ神がかりだ。

西川も5番に抜擢されて好打で渋いところを見せて、目下のところ24試合連続ヒットを続けている。更に捕手の会沢も捕手には珍しい好打、チャンスに強いところを見せている。ベテラン(とは言っても31歳だけれど)の小窪も今年は確実な守備、好機に強いバッティングが光る。

あと気がかりなのは弾頭を務めていた田中の不調だけれどこれも最近上向きの兆しを見せている。あと代打の切り札松山と丸の交換トレードの長野の調子が上がらないこと。まあ、これはスロースターターの二人のこと、これから夏場に向けて皆が不調になった時に打ってくれれば良い。

一方のピッチング陣の方も大瀬良・床田は安定しているし、野村・ジョンソンはここにきて調子も上がって来た。更に6月30日の朝刊の先発予定の山口の名前を見てこれ誰?と言う人も多かったのでは ありませんか? ところが試合途中まで、もしかしてノーヒット・ノーランをやるのではないかと言う快投。出身校を見て驚いた!熊本工業の出身だそうだ。もちろん天才前田、それにVナインを為し遂げたあの巨人の背番号16川上と同じではありませんか♪ しかも素直な若者、コメントも爽やかでカープにもアイドル誕生です(^^♪



【汗駄句駄句】


万緑を縫うて高圧送電線


十薬に触れたる指を洗ひけり


青蔦の蔓の窺ふ蔵格子


さうめんに添へるあれこれ十ほども


舟虫の寄つてまた散るこの世かな


妻起ちて部屋の灯点す端居かな


リハビリや妻と剥きたる豆御飯

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先日「書けない漢字が書ける本」という記事を書きました。これで閃いたのが下記の俳句です。この場合「漢字」が連想のキーワードです(^^♪

児の本に増えし漢字や麦の秋   木下夕爾

私は数ある「麦秋」「麦の秋」の例句の中で、この句が大好きでした。「麦秋」は実りの時を表わす「時候」の言葉ですが、子どもたちが日々習う教科書に漢字が増えて来たと言うのです。ひらがなの多かった低学年の教科書と比べてだんだん難しい漢字が増えてきて、中には大人でも読み方・書き方に迷う漢字もあります。小学校5.6年生でしょうか。つまり「麦の秋」と言う、一種の実りの時にふさわしいと思ったからです。角川の「第4版 文庫歳時記」には収められていたと思うのですが、今回の「第5版」ではどこにも見当たらず、残念な思いでした。

麦秋の子がちんぽこを可愛がる  森澄夫

男の子(あかちゃん)にはよくあることですが、無意識的にちんぽこをいじることがあります。これも成長過程の一時期のこと。やがて本格的にちんぽこを可愛がることも覚えるでしょう(^^♪ どちらも子の成長過程と麦秋を取り合わせた句と言えるでしょう。


「ひかり」の中を歩いて西へ麦の秋  鈴木六林男

「ひかり」と言えば新幹線です。下りの新幹線に乗って通路をあるいています。窓の外には熟れた麦畑の景色が広がっています。現今の「ひかり」や「のぞみ」には食堂車がありませんが、昔の新幹線には贅沢な風景を堪能できる贅沢な時間がありました。次の句もそんなひと時でしょうか? 

麦秋と思ふ食堂車にひとり  田中裕明

新幹線の車内販売がなくなるそうです。ますます新幹線は無機質な旅になりますね。。


麦と言えば飲み物(麦酒とか…)、食べ物に連想が飛びます。

アジフライにじやぶとソースや麦の秋  辻桃子


これは取り澄ました食事風景ではなく、いかにも庶民的な昼飯です。清水哲男さん(増俳)の鑑賞には「空腹の健康とたくましい麦の姿が、よく照応している」とあります。もう少し要らぬ屁理屈を添えますと、アジフライに使うメリケン粉、は平たく言えば小麦粉です(笑)。


麦の秋朝のパン昼の飯焦し  鷹羽狩行


パンや飯を焦がしたのは鷹羽狩行氏の新婚の妻であろうと、評者の清水哲男氏は述べておられますが、私にも食事の句があります。


朝は麺麭(パン)昼は麺類麦の秋  拙作 


麺麭(パン)も麺類(めんるい)も麦が原材料です。それが証拠に「麦」の一字がはいっております(国語では「ばくにょう」と言うらしい…)。米の飯は夕方の晩酌が済んだ後に申し訳程度に軽く一杯、しかも当然大分の麦焼酎です(^^♪ これが瑞穂の国日本の現実です。 

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昨日テレビを見ていた家内が、「憂鬱」の「鬱」という字はどうだっけ?と訊いてきた。私は幸いにもその字の書き方を覚えていたので、すこし頭の中で確かめながら「こう書くんだよ」と教えてあげた。

その覚え方はこうです。「リンカーンはアメリカンコーヒーを三杯飲んだ」。リンカーンとはアメリカの第16代?の大統領のことですが、まず漢字の「林」の間に缶があると考えてください。次にリンカーン「は」の「は」を漢字の「ワ冠≒ワわかんむり」と解します。次の「アメリカン」を漢字の「米≒アメリカン」と無理やり読みます(笑)。

下の「コーヒー」は90度回転させて、そのコーヒーの受け皿(ソーサー)とでもお考え下さい。カタカナのヒはそのまま「ヒ」です。三杯は最後の仕上げの「チョンチョンチョン」。つまり林+缶+ワ+米+コ+ヒ+三と言うことになります。

ここまで書いて、このネタは一度使ったことがあると気づきました(笑)。このブログをさかのぼってみると、20111006に確かに「憂鬱を克服する本?」と言うタイトルで記事にアップしていました。わずか8年前の記憶がこうも杜撰であると言うことに我が脳の衰えをヒシヒシと感じます(笑)。

ついでに最近自分が書けなくなった字をもう一つ。「薔薇」と言う字がどうしても思い出せません。草カンムリの下に「土」を書いて、小人を二人並べるんだっけ?そしてそれを回す…??? この本の覚え方は「サドの人々、回転ずしはサビ一番」でした。この謎はわかりますか?



憂鬱  書くたびに鬱の字を引くはる時雨  恩田侑布子

薔薇  讃美歌や薔薇の増えゆく棺の中   拙作



【汗駄句駄句】


藻の花を鯉は突いてまた吐いて


電停に日傘の花の四つほど


心太酢の香・辛子に噎せもして


表札に二つの苗字柿若葉


風鎮の壁磨る音や夏座敷


直角に曲がる土塀や花蜜柑


聖域の如く香水売り場かな


大陸に興亡あまた麦の秋


俳句を詠むのに金は要らないと言いますが、一応最低の投資として、歳時記は必須でしょう。昨年買い替えた「角川文庫版歳時記 第5版」は例句もかなり差し替えられて、内容も若手中心になり清新な編集となりました。俳句詠みとしては、もう少し詳しい(大きい)歳時記も欲しいところですが、私の性格からすれば「つん読」になって本棚の肥やしとなる可能性が大なので、二の足を踏んでるところです(笑)。

もう一つ、俳人が好むのに「季寄せ」と言うものがあります。本屋に並んでいるものに目を通すと、「歳時記」の説明部分をカットして、例句を並べるものが大部分のようです。確かに詠みつくされたような季語の説明を並べるよりも、新しい視点で詠まれた俳句に触発されることもあります。

昼寝の傍ら、「季寄せ」に目を通しつつうつらうつらとするのが毎度の楽しみです(^^♪。現在の愛読のそれは、角川書店の雑誌「俳句」の付録についてくるヤツです。「季寄せ」を兼ねた俳句手帳と言うのが売り物ですが(ちなみに雑誌の付録なので「非売品」と注意書きがあります…笑)。

この季寄せには俳句を思いついたところで走り書きをするためのメモ欄がありますが、右手麻痺のため私には無用の長物となっています。それに代わるのは携帯の録音機能ですが、ボチボチケータイも古くなったので、買い替える必要が出てきました。 

スマホに買い替えれば良いのでしょうが、麻痺と耄碌のため使いこなせるかどうか、こちらも二の足を踏んでいるところです(笑)


【汗駄句駄句】


憎しみと憐れみ少し根切虫

芍薬のまろき蕾の解けたり

更衣モデルの如く夫の前

校庭のレフトフライは新樹へと

迷ひ込む萩往還の木下闇

幾何学の得手なる人の植田かな

腕時計はづして歩く薄暑かな

気動車に手動の扉麦の秋

舷側の三尋先なり飛魚の翔ぶ

回り階段泰山木の花匂ふ

麦茶煮る薬缶沸騰してもなほ

小指より血の滾々や薔薇の棘

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五月は豆の季節だ。好物はいろいろあるが、「豆ごはん」は最たるものだ。父親の好物は当然子にも遺伝する。長男は父親にも勝る豆好きで、「豆飯の子の七杯は新記録」と言う駄句があるくらいだ(笑)!

しかし長女はアトピーがあるせいか、豆は嫌いで豆飯の豆だけを取り分けて、豆抜きの豆飯を食べる(笑)。しかしうちのカミさんはやはり豆好きで、別にお祝い事もないのに赤飯などを作る。これが好評だから、ときどきご近所にお裾分けをするくらいだ。これのコツは良質の「大納言」を使うことだと言う。ちなみに大納言とは小豆(アズキ)の呼び方だ。小豆が大納言とは大した出世だ(笑)!

さらに豆腐もこの季節美味くなる。豆腐といっても一丁百円のものとは限らない。根岸の「笹之雪」などの有名どころの定食は一膳五六千円もするらしいから、馬鹿にはできない。冷奴にかける醤油だってもとは大豆だ(笑)!

ここ十年、嗜好が変わって辛いものから、甘いものに移った。つまり辛い液体だけでなく、甘いものに目がなくなった。甘いもの、つまりは「あんこ」である。もみじ饅頭も羊羹も、お汁粉も、もとは「あんこ」だ。落語ではないが「饅頭こわい」なのだ(笑)!

「五月は豆の季節」と書いたが、ここで訂正しなければなりません。正月のお節の好物は黒豆だし、春のお彼岸に食べるのは牡丹餅だし、夏の蜜豆もそうだし、冬の季語に「鯛焼」もある。要するに年がら年中「豆」の季節でした(笑)!




【汗駄句駄句】


瀬戸内に風吹き渡る立夏かな


明易や二階に妻の起きるらし


蚕豆に真白き綿の褥かな


風の日の噴水ときに日照雨そばえとも


捧げ持つ応援団旗青あらし


犬駆けて口で息する薄暑かな


古井戸を埋めし日夢に蟇蛙


愛用は肥後守なる端午かな


中肉中背縮み膨らみ我が裸


夜濯や加齢臭など無きやうに