花冷が続いたお陰で桜時も永くて、開花宣言以来なんだかんだとといっても、足掛け15日くらい桜を味わいつくしたような気がする。周囲の桜が消えてしまったようで、いささか寂しい。今朝の「ＮＨＫ俳句」の兼題、「落花」を最後にしよう…(笑)
しかし、ポトマックの桜のお礼にと贈られたらしい「ハナミズキ」が咲き出した。こちらは純日本的な桜と違って、あくまでバタ臭い。バタ臭いとは言っても決して悪口ではない。清楚な美しさは可憐にもつながる。
そういえば女性に人気の一青窈の「ハナミズキ」は堂々とカタカナ表記だ。
空を押し上げて
手を伸ばす君五月のこと
どうか来てほしい
つぼみをあげよう
庭のハナミズキ
薄紅の可愛い君のね
果て無い夢がちゃんと終わりますように
君と好きな日が百年続きますように
あなたは白がすきですか？それとも薄紅色がお好みでしょうか？お隣のこのハナミズキは下手な私のカメラの所為で白一色ですが、五月になればほんとうは淡い薄紅でとてもきれいですよ(^^♪
【汗駄句駄句】
新しき街が出来たり花水木
女子大に白と紅あり花水木
こちは白あちは薄紅花水木
花びらはハートのかたち花水木
この家のこの色が好き花水木
大陸に黄河黄帝黄砂降る
東京に谷の名多き朧かな
例えば四谷、渋谷はたまた鶯谷
折紙に山と谷ある朧かな
山笑ふコンピューターに万の色