離職率へのこだわり | 明石市、加古川市の放課後等デイサービス、児童発達、障害者施設、兵庫明石高等学院の波の家福祉会理事長ブログ

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兵庫県 明石市・加古郡播磨町にあります、大久保駅前保育所・波の家・アスペ 波の家こどもセンター 理事長 のブログです

介護、福祉という業界は、一般的に、びっくりするくらいに、


離職率は高い。


業界平均で、20%台とかいわれてるが、そもそも、その数字も怪しい。



非常勤の職員や、試用期間中は含まないとか、数字のマジックもあるんだ。



周りの同業者でも、30%台とか、ざらによくある話し。




実際にそこで、働いてる人が一番、よくわかってるはず。



正直に、今だから言えるけど、ほんの二年前位まで、ウチも、



ひどかった。



一番、悪い時で40%位の離職率になってたんじゃないか?



入れても入れても、辞めてく。


これでは、組織がもたない。



そう思って、ここ、二年位は、管理部門にかなり力を入れてきた。



ある意味、管理部門は収益も生まない、お金と手間だけはかかる、



一番、面白みがない、僕的には向かない仕事だ。



でも、ここが、しっかりしないと、組織の継続性はない。



だから、最重要課題としてやってきた。


新卒採用に、大きく舵をきり、人事や給与のシステムを作り、



福利厚生にも力を入れ、時代に逆行するような、終身雇用制を打ち出し、


女性が結婚しても、子どもができても、



働ける環境を整備してきた。


正規職員の労働時間も時代に逆行するように、定時を早めるため、


施設の開所時間も5時半には終わるようにした。



残業もなければ、休日出勤もなくした。



結果、多分、実際にウチで働いている職員が一番、気付いてるだろうが、



離職率が劇的に下がっただろ?


最近、ほとんど、人がやめてないだろ?



具体的に数字で言うと、直近、一ヶ年で、10%台前半に。




直近、半年間で言うと、年率換算しても、一桁台の離職率になってる。



この4月以降で退職者は正社員、パートの方を含め、わずか、二人。  




言っておくが、うちは、50人や100人の小さな所帯ではない。



立て続けに、新規の事業を控えてるので、もう、200人は目の前のそこそこの所帯になってる。



介護、福祉の業界に勤めてる人なら、このウチの離職率の低さはわかるはず。



ある程度、備えはできた。人も組織もお金も。




反転攻勢します。



この秋以降、一気に新規事業にかかります。



10月に、まず、波の家魚住北こどもセンターオープン。


11月に、就労移行と就労bの多機能化と定員増。


明けて3月に、グループホームと、新規の就労Bセンターオープン。



4月に高校部門の拡張。



既に種はまき、ほぼ、利用者の確保などの、事業としてのメドはたっています。



来年は勝負どころ。


既に、幹部職員には伝えてますが、事業の方向性を変えて、


、ある部門では縮小しながら、ある部門では、攻勢に入って、


成長が見込める部門に、集中的に投資します。