創業融資を申し込んでみた(その4)-創業計画書と月次収支計算書 | 神戸元町の行政書士開業日記

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神戸元町駅前にアイル神戸行政書士事務所を開業した50代男子の日々の記録。
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シリーズ 創業融資を申し込んでみた

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月別収支計画書を作ってみる

創業計画書の右半分は、どちらかと言うと数字を記入する項目です。

  • 従業員
    そもそも一人事務所なんだからALL ゼロ。
  • お借入の状況
    今は借入なし。前の家を売って債務ゼロにしたことがここで効いている。
  • 必要な資金と調達方法
    設備資金は開業の際にそろえるものなので、固定資産計上したパソコン以外は、開業費の明細から拾える。
    運転資金は経費計上の実績データより出せるが、これは次の項目と一緒に検討。
  • 事業の見通し(月平均)
    創業当初と、事業が軌道に乗った後の2パターンを作成。
    根拠も当然決めなければいけないのです。
というところで、「事業の見通し」欄記入のために、月別収支計画書を作りました。
 
記入例のPDF→https://www.jfc.go.jp/n/service/pdf/tukibetu_syuusikeikakusyo_rei191120.pdf

 

ベースとなる実績データを、使っている会計ソフトであるやよいの青色申告オンラインの「レポート・分析」メニューからダウンロード。

経費支払いの科目ごとの実績値はこれで出せるので、売上高を「だいたいこれくらいとれたらいいかな」という理想の値にしてみたり。

数値の算出根拠を書く

月別収支計画書も、創業計画書でも、数値に関しては算出根拠を記入しなければなりません。
  • 設備資金
    固定資産計上したパソコンと、開業費のうち細かい交通費などの金額を除いたもの(行政書士会に払う登録費用、事務所を借りた時の初期費用、固定電話やHPの開設費用など)
  • 運転資金/事業見通しの「経費」
    これはまさにこれまでの1年余りに発生した実績値通り。
  • 調達方法
    とりあえず、自己資金=設備資金、公庫からの借り入れ=運転資金で記入
  • 売上高
    2パターンを記入する。
    ・創業当初→最初の確定申告での実績値(ただし、この段階では行政書士会の仕事は除外)
    ・1年後又は軌道に乗った後→会社員時代の税引き前年収より逆算して35万円/月という数値を出す。
そんなこんなで、創業計画書と月別収支計画書を作って、いよいよ、経営指導員に見てもらうことになりました。