著者:堀江 貴文 ライブドア元代表取締役CEO

1.潔く引き下がるな。最後の最後まで、やりきれ!

 ・僕のやっていることは、ものすごくシンプルだ。

  とことんやりきる、と覚悟を決めて、めちゃくちゃ努力しているだけだ!

 

2.やりたいことに、いますぐ飛び込め!

 ・何度も言うが、人は常に、自分のやりたいことのために生きるべきだ。人は、人のために

  生きているのではない。やりたいことをやり尽くすために生きているのだ。

 ・やりたいことが見つからない・・・。もし、あなたがそう思っているとしたら、心の中で

  大きなウソをついている。本当にやりたいことに、まだ巡り合っていないだけのことだ。

  適性や損得などは考えずに、ノリを最重視して、やれること全部に手当たり次第チャレンジ

  すればいい。

 ・やりたいことは、見つかるものではなく、動き回っているうちに、向こうから手の中に飛び

  込んでくるものだ。面白いチャレンジや没頭できる娯楽は、立ち止まっている人のもとには

  飛び込んでこないのだ。勇気をもってレールをはみ出し、まだ見ぬ景色を見に行こう。

  やりたいことがない。いったいそれは、何故なのか?「いま」が充実していないからだ。

 ・自分が本当に活躍できる、楽しみに満ちた景色に出会いたければ、目的地が決められた列車を

  降りて、自分で探しに行くというのが、現在の最適解だ。

  ビジネスの世界はもちろん、学問の分野でも、スポーツでも、成功している人のほとんどは、

  チャンスという桃を拾う異常行動をした人たちだ。自分を楽しませるものは、自分でつかみに

  いくしかないのだ。

 ・すべての行動や挑戦は、結局のところ、トライアンドエラーだ。思いつく限りのことを、失敗

  も「込み」で、次々とやってみるしかない。やり方とかセンスとかは関係ない!運も、ほとんど

  関係ない。どんな成功者であっても、誰でも出来ることしかやっていない。ただ、努力!  

  泥くさく、努力することだ。誰でもできる基本的なことを継続し、努力を怠らない。これ以外に

  才能を開花させる方法などないのだ。

 

3.その道をただ進め!

 ・多忙で時間には常におわれているが、新規の事業や取組に必要な知識があれば、きちんと学ぶ時間

  を確保する。やると決めたことは、やれるまで全力でやり切る。上手くいかないからとか、疲れた

  とか、思いつきの都合で途中放棄はしない主義だ。

 ・コツコツと愚直に手を動かせば、求めた成果を求めた通りに得られるのに、なんで多くの人は、

  あれこれ理由をつけて途中放棄してしまうのだろうか?

 ・サロン内のイベントはメンバー自身で運営していた。素人だから仕方ないが、以前はトラブルや

  進行ミスが、たびたび起きた。原因をつきつめると、天候不順や突発的な事故といった不可抗力

  ではなく、情報の共有不足だったり、仕切りが中途半端だったり、力不足だと自分で決めつけて

  作業を勝手に手放したり、ミスした後、次に改善する努力を怠っていたり・・要は、やりきって

  いなかったのだ。

 ・真剣に取り組まず、いい加減な所で手を抜く。結果、周りに迷惑をかけ、せっかく作りかけた

  ものを、グズグズにしてしまう。やると決めたことは、最後まで、絶対にやりきれ!

 ・「できないこと探し」をやめて、やれることを即やろう! やりたい事があるなら、いま、この

  時間からできるのだ! 「時間の無駄遣い」はあるけれど、「無駄な失敗」は、ないのだ!

 ・素人だから、経験がないからと尻込みして、いつまでも行動に移さないでいる人も、かなり多い。

  結果を出したいときに、経験のなさなど「出来ない理由」にはなり得ない。高い成果を残している

  人に共通している能力は「没頭力」だ。

 ・ある程度の成功を経験した人間が知っていることがある。それは、効率的なやり方にこだわるより

  も、「数」を重視しなければ、大きな成果は手に入らないということだ。

 ・作詞家の秋元康さんの教え。「芸術家のピカソが、なんで天才と称され、尊敬されているのか?」

  多作家だからだ。作品の素晴らしさはもちろんだが、作品を量産しまくって、世に残したからだ」

  最も多作な美術家としてギネス世界記録にも登録されており、彼を上回る作家は現れそうにない。

  駄作上等!のメンタルで、手を止めずに、数を作り続けることが、とてつもない傑作へと繋がる

  のだ。限られた打席で、確実にホームランばかり打てる打者はいないのだ。

 

4.後悔せずに生きろ!

 ・人生を充実させるのは「自分の時間を、いかに確保し続けるか」だ。他人のイメージする自分の

  ままであってはいけない。他人に変えられては駄目だ。「あいつは変わった」と、他人に呆れら

  れるようになろう。変わっていくのに効果的な方法は、アウトプットを重ねることだ。

 ・自分は何者でもない、と決めつける前に、何者かになるための行動をおこしたのか?誰だって

  最初は何者でもないのだ。動き出さなければ、自分という情報をアップデートすることも、価値

  づけることもできないのだ!動きだすスピードなら、勝てるチャンスはある。

  今すぐ、動き出せ!そして、変わるための第一歩を踏み出そう。

 ・これから生きていくうえで大事なのは、目先のことに集中することだ。IOT革命も、DX社会

  も、全てはこの数年で浸透している。時代の先読みなんて、どんな優秀なエコノミストにだって

  不可能なのだ。

 

5.弱い自分と正面から向き合え!

 ・誰もが歳を重ねるたび、感性もバージョンアップしていくから、友人や仲間の感性とはズレていく

  すると、「刺激の賞味期限」は過ぎてしまう。「昔から変わらない同じ話」を繰り返す相手が、

  ステージを上がり続ける自分の人生に役立つとは思えない。

 

6.変わることを怖れるな!

 ・行動力の大切さを語るにあたり、ジョブズの言葉を紹介したい。「点をつなぐ」だ。

  2005年、スタンフォード大学の卒業式で、スピーチを行った際、「点をつなぐ」の源流となる

  話をした。「未来を予め予測して、点と点を繋ぎ合わせることはできない。可能なのは、後から

  繋ぎ合わせることだけだ。私たちは、いま集中して取り組んでいることが、今後の人生のどこか

  で繋がり、自然に実を結ぶことを信じて、行動するしかない」

 ・ジョブズは、立ち止まらず、前だけを見て、ひたすらに行動し続けた。彼こそ、世界一の「やり

  きる力」の持ち主だ。やりたい事がつきることなく、すべてやれると信じていたのだ。

  好きなように打ちまくってきた「点」が、まさか!?というタイミングでつながり、意外な

  チャンスを持ってきてくれる瞬間は、他には代えられない快感だ。

 ・挑戦のない人生に意味はない。成功もない。バンジージャンプを飛び続けてこそ、喜びも感動も

  得られるのだ。人は死ぬときに、やったことよりも、やらなかったことを深く後悔するという。

  チャンスを前に、やるかやらないか。人生に差し出されるチャンスは、実は二択ではないのだ。

  やる!その一択だ!

 

●● ピークパフォーマンス法定式 ●●

 ・すべての行動や挑戦は、結局のところ、トライアンドエラーだ。思いつく限りのことを、失敗

  も「込み」で、次々とやってみるしかない。やり方とかセンスとかは関係ない!運も、ほとんど

  関係ない。どんな成功者であっても、誰でも出来ることしかやっていない。ただ、努力!  

  泥くさく、努力することだ。誰でもできる基本的なことを継続し、努力を怠らない。これ以外に

  才能を開花させる方法などないのだ。

 ・コツコツと愚直に手を動かせば、求めた成果を求めた通りに得られるのに、なんで多くの人は、

  あれこれ理由をつけて途中放棄してしまうのだろうか?

 ・真剣に取り組まず、いい加減な所で手を抜く。結果、周りに迷惑をかけ、せっかく作りかけた

  ものを、グズグズにしてしまう。やると決めたことは、最後まで、絶対にやりきれ!

 ・ある程度の成功を経験した人間が知っていることがある。それは、効率的なやり方にこだわるより

  も、「数」を重視しなければ、大きな成果は手に入らないということだ。

   限られた打席で、確実にホームランばかり打てる打者はいないのだ。

 ・チャンスを前に、やるかやらないか。人生に差し出されるチャンスは、実は二択ではないのだ。

  やる!その一択だ!