「また会いたい」と思われる人の38のルール

  吉原 珠央  投稿日:2010年 9月11日(土)17時23分7秒
 
  ・自分を取巻く環境を劇的に変えてしまう、その軸はずばり「反応」すること。朝の挨拶、 エレベーター等で目が合った時の表情やしぐさなど・・そういった“たった1秒”の 「反応」を如何に上手く使うかにより、人生は劇的に変わる。

◎一回一回の反応が、自分の人生を決める。
・「反応がよい」とは、「思いやりを上手く表現できる」と言うこと。反応というのは、相 手や状況に合わせて意識的に行うべきものであり、また反応には目的を込めるべき。
 相手の気持ちと、未来の関係を思い描き、理想的な状況を創造する。そして瞬間瞬間に、魂を込めて反応することが求められるのだ。
・自分が描く相手との関係や理想的な状況は何なのか、そのためにどのように反応すべきかなどと、自問自答の連続から見つけだした答えの中から、「信頼」は生まれてくる。

◎言動をポジティブに変える事で、人からの評価を変える。
・ネガティブな言動をとっている本人自身は、その瞬間瞬間、「自分は最低の状況だ」「自分には不可能だ」という強烈な洗脳を自分自身にしてしまっているのだ。
 自分が言うことも態度もポジティブであれば、良い洗脳を自身でしていることになる。
・「未来の自分=今日の言動の結晶」。

◎「まぁ、いいか」で気持ちの切り替えを!
・人生では落ち込む理由は沢山ある。ただ「落ち込むのは5分だけ」「悲しむのは1日だけ」
 とラインを引く事。メリハリをつければ、悲しんでもいい。逆に、中途半端な我慢をする
 と、かえって気になってしまう。そのラインを超えたら、「まぁ、いいか」と再出発すればいい。

◎感謝・感動・関心を毎秒表現すること!
・「また会いたい」と思われるには、3K「感謝」「感動」「関心」を伝えること。人は誰でも自分の発言や行動に対して、常に3Kを相手の言葉や態度で反応して認められたいと思っている。
・「ありがとう!」「嬉しいです!」「立派ですね!」など・・気持ちを込めて伝える事。

◎相手の価値観を大事にすること。
・相手の価値観に違和感をもつのは当然のこと。否定する必要はない。「なるほど。興味深いご意見ですね」などと言って「受け止め」ればいい。

◎思った事は、表現を加工して喋ること
・自分にとってよい環境を作る為にも、賢い人ほど表現を加工していると覚えておく事。

◎良い表情は口角を5ミリ、眉を3ミリ上げろ!
・自分が笑顔と思っている状態に、プラス30%の力を入れる。知っておきたいのは、自分が感じる「笑顔」と、人が感じる「笑顔」のものさしは極めて違うという事実。
・表情を動かしていると、思考にもプラスのスイッチが入ってしまうもの。

◎表情は携帯カメラで鍛えろ!
・「自分ではやっているつもり」と「客観的な印象」には大きなギャップがある。そして、ここまでしないと相手は笑顔と思ってくれないだろう・・と言うイメージを頭に叩き込むそうすれば、いづれギャップが埋まり、イメージ通りの自分の姿が自分のものになってくる。
・携帯のカメラ機能を活用して、鍛えるべし!

◎アイコンタクトは「信頼を深める為、目の動きを観察する」こと!
・コミュニケーションで「相手の目を見る」ということに、もっと深い意識をもつべき。そして、目を合わせるだけでなく、目元や視線を観察すると、相手の気持ちや相手が喜んでくれそうな話題のトピックも生まれる。
・アイコンタクトは、目の動きを観察すること。相手を見るという概念から「お互いを知る」という概念に置き換えると、気持ちもラクになる。

◎ほめられたら、こころを込めて「ありがとう、光栄です。未熟者ですが、いろいろ教えてください」と応えること。

◎人間関係でも「損して得取れ」
・一時的な「損」はレッスン代と考え、すすんですべきこと。数千円損をしても、相手との未来に何かしらの幸運をもたらすと思える心の余裕をもつべき。
・人を喜ばせるための一時の金銭的な「損」は、人間性を豊かにするためのレッスン代。「損をするから、徳が舞い込む!」

◎人前では「舌打ち、ため息、あくび、のび、肘つき」をしてはいけない。それが品格につながる。

◎会話では、相手の名前を直ぐに覚えて・・頻繁につかうこと。意識して人を巻き込む事。
・ここにいる人を大事にした会話をすること。

◎表情で語れ!
・表情の動きを豊かにするトレーニング法
 ①「あいうえお」と言いながら、口がさけるほど思い切り大きく口の筋肉を動かす
 ② ①を、スピードをつけて3回連続で繰り返す。
・朝、プレゼン、面談まえにはトイレで練習をしよう。効果は絶大で、表情が変化しやすくなる。

●● ピークパフォーマンス方程式 ●●
相手の気持ちと未来の関係を考え、魂を込めて反応する。
「お互いを知る」為に、目の動きを観察する。それがアイコンタクト。
面談前は「あいうえお」3回で表情を作る。