成功のために大切なこと

  松下 幸之助  投稿日:2009年 5月 6日(水)10時22分52秒
編集済
  松下 幸之助氏の話には中国古典に学ぶと同じような事が偶然にも多々見られる。その中で当著のポイントを以下に整理する。

●なめてみて初めて分かる辛さ●(3現主義を別の角度から言う時)
机に向かい3年間水泳の講義を受けてたとしても、直ぐに泳ぐことは出来ない。塩の辛さも砂糖の甘さもなめてみて初めて分かること。
松下氏は、「現実」と言うのは「万巻(まんがん)の書物」であると言い、実地調査や観察を大事にした。正に3現主義である。

●治に居て乱を忘れず●(順調な時こそ危機に備えよと言うこと)
心ある人は自分自身を戒めて、常に間違いの無いように準備する。「治に居て乱を忘れず」治に居ることに感謝をし、さらに努力をすることが大事。

●われ、人、ともに繁栄する●(自分さえ良ければは失敗する)
われ、人、ともに栄える、人、われ、ともに栄える、と言う考えに立って物事は考え実行しなければ失敗する。
松下氏は「お客様大事の心」に徹し、お客様に愛されることが、自分もお客様も共に繁栄する為の要諦だと考えていた。


●●ピークパフォーマンス方程式●●
「現実」と言うのは「万巻(まんがん)の書物」である。実地調査や観察を大事にする事。現場・現物・現実の3現主義を大事にした。米国ではマネジメントバイウォーキングアラウンド MBWAと言って同様なことを言っている。