2024年5月12日。
ブログの内容の前に「第9回浪江を語ろう」のご紹介。
すでにこちらのブログでも述べていますが、当日参加者の定員が間もなく締め切りになりますので、ご参加頂く方は参加申し込みを西村か、いりの舎三原さん宛にご連絡ください。
西村 s.nishimura@nijl.ac.jp
いりの舎(三原) irinosha@gmail.com
さて、2回にわたって室原氏の居館である室原村の「古舘趾」について『奥相志』(東京大学史料編纂所蔵写本4141.26-20。原本は相馬市指定文化財)から見てみました。
西村のFacebookにもコメントがありましたが、具体的な場所について奈良文化財研究所によるサイト「文化財総覧WebGIS」で確認してみたいと思います。
この「文化財総覧WebGIS」とは、全国の文化財に関するデータを取りまとめて地図上に指し示すことができます。そのデータ数は 約 61 万件と紹介されています。
詳細は奈良文化財研究所のブログをご覧ください。
「文化財総覧WebGIS」で「室原館」を検索すると、以下のように位置が記されます。
もう少し拡大すると、以下の場所です。
以上の地図のオレンジ色の箇所が室原氏の居館があった「古舘趾」と称された遺跡に当たります。ここは現在の大字室原字山田に当たります。右側の南北に走る道路は県道35号線(いわき浪江線)、さらに右側には常磐道の浪江ICが見えます。
なお、2023年に開催された内閣府の住民説明会資料「浪江町の復興・再生に向けた取組について(特定復興再生拠点区域の避難指示解除に向けて)」を見る限りでは、ギリギリ室原の特定復興再生拠点には含まれていない模様。
https://www.town.namie.fukushima.jp/uploaded/life/32810_124517_misc.pdf