電流なる獣 | 雨音..日々綴ル...

雨音..日々綴ル...

頭 の 中 に 彷 徨 う 言 葉 た ち 。 徒 然 な る 想 い を 曝 け 出 す...わ た し の 居 場 所


スイミングスクールや


ジムの近くを通り過ぎるとき、


いつも決まって中学の頃を思い出す。


塩素系の、あの独特な臭い。


放課後、毎日泳いでいた。


0.01秒でもタイムを縮める為に、


ヘトヘトになるまで泳いでいた。


目差すものがあると、


人は想像以上に力を発揮する。


その代わり、目当てを見失うと


ただの肉の塊でしかなくなる。



無能の塊になる。


現在のわたしのように。



今でもたまに


無性に泳ぎたい衝動に駆られたりするけれど


色々と億劫で実行することができない。


立てなくなるまで泳ぎこみたい。





今日は体調が悪い。


規則正しい生活を


体に覚えさせなければと本気で思う。


危機を感じている。


出来る努力はしなければならない。


当然の義務だと思う。




少し前から止むことなく雷が鳴り響いてる。


空でライオンが吠えてるみたいだ。


猛獣に見下ろされている。


けれど、わたしは怖くない。