気晴らしが必要だと感じたので、
足の疲れが少し治まってから
夕飯を買いに出た。
夜のスーパーは、
お惣菜が安くなっていたりして
得をしている気分で楽しい。
買い物袋をぶら提げてテクテク歩く。
暑さが和らいで、流れる風が心地いい。
ギターを弾き語りをしているお兄さんの前には、
相当酔っている様子のおじさま二人。
気前良く一万円札を空き缶に入れていた。
酔いが醒めた後、お財布を開いて
「あれ、なんか減ってないか?」となる予感。
そんな光景を横目に見ながら、
アイスが溶ける溶ける、と
小走りに夜の道を帰る。
それなのに、
アイスを買ったときに限って道を聞かれる。
帰宅後、夕飯を食べながら
映画 「容疑者Xの献身」を観た。 3回目。
理由はよく分からないけれど、
たまに観てしまう。
人が一番恐れるべきものは、
孤独かもしれないといつも思う。