爪は何のためにある? | 大阪 全国【赤ちゃんのようなしなやかな心身を取り戻そう】(旧 和のウォーキング整体)

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正しさではなく、ご自身にあった「ちょうどよさ」を探る
「違いの分かる」脳・神経を発達させてみませんか?
赤ちゃんの運動発達をたどる「体の声を聴く」動きのレッスン。

慢性の心身の不調・自律神経の悩み・発達の凸凹やグレーゾーン・動きの質を向上

 

杉本康紀です

 

 

さて、ぎっくり腰は大先輩のプロの手も借りつつ、快方に向かっています。

改めて自分の自覚しているけどだいたいで済ませていた偏りや不自然を指摘していただいて

more better を心がけようかなと思っています。

 

その同志の先輩との会話から考えていることをシェアしようと思います。

 

突然ですが、爪ってなんの為にあると思いますか?

缶のプルタブを開ける為?

かさぶたを剥がす為?

 

いや、もともとは引っ掻く為ですね。

 

獲物か地面か樹木かの違いはありますが、捉え(捕らえ)る目的、プラス殺傷する目的の為にあります。

馬の蹄も地面を掻くのに特化したものと言えますね。

 

そういえば猫ちゃんは爪を出し入れしますね

調べてみました

 

 

深趾屈筋腱が引っ張られると爪が飛び出すようですね。

深趾屈筋は指の第1関節を曲げる筋肉です。

 

 

ヒトが歩く時、ウィンドラス機構というものが働きます。

スネの骨が前に倒れて、足首が曲がって、つま先側に荷重が移っていくと

足裏の筋肉が踵や膝裏の方向に引っ張られることで縦アーチの剛性が増して

推進力を効率的に地面に伝えられるような仕組みを指します

 

 

で、思ったのが

足趾の第1関節を曲げる筋肉も引っ張られるから

地面に爪を立てるような作用が働いてるんじゃね?です

 

 

こういうのが下駄の鼻緒を摘んで、踵と下駄がパカパカ離れないようにすることだったり

足半(あしなか)草履で指がはみ出る位置に鼻緒がついていたり

ボルダリングシューズの形状なんかにも共通する部分があるんじゃないかと思っています。

 

こちらより引用

 

 

 

 

そして経穴なんかにも影響が出るんじゃないかと踏んでいます

こちらは手でした汗 引用元はこちら

 

 

手は手でつながりはもちろんありそうですね。

 

 

 

 

一般的にはつま先(第1関節)が曲がったまま固まっているのをクロートゥと言いますが

弱くて硬いままのと、強くて柔らかく曲げたままにも伸ばしたままにもできるのとは雲泥の差があると思います。

 

 

一点下駄を引っ張り出してきて、前歯のところにセットして歩いてみました。

まだ腰まわりが本調子でないのもありますが、遠いところから取り組むと結構変化を感じます。

楽をするのと使えないのは一緒では無いです

特に現代の人は運動不足やフレイルや生活習慣病が問題になっています。

根幹も大事ですが、末端も大事にしていきたいですね

 

 

余談ですがチーターの爪はだしっぱなしなんだそうです。

常に出た爪がスパイクのように作用して、しっかり地面を捉えてまた次の足を動かすのに役立っているという説があります。

面白いですね。

 

 

小学生の時、本気で走る時は裸足になっていたことを思い出しました。