夏休みのお知らせ
冷え太りの原因は、基礎代謝の低下にあり！
夏の体を守るコツ
梅雨が明けるとどんどん気温が上がり、夏の到来を実感します。薄着が増えるため、「ボディラインが気になってきた」という方も多いのではないでしょうか。気温が上がる一方で、室内ではクーラーの冷風にさらされる機会が増えるこの時期、注意したいのが夏特有の「冷え太り」です。今回は、冷え太りのメカニズムと対策についてご紹介していきます。
基礎代謝が低い人は、冷えやすく太りやすい
私達の体は、生きているだけでエネルギーを消費しています。
この生きていくために必要な最低限のエネルギーを「基礎代謝」といいます。
体の中でエネルギーが作られる際には「熱」が生じますが、
基礎代謝が低い人はこの熱が生じにくく、「冷え」を感じやすくなる原因になります。
さらに、基礎代謝が低いということは「摂取した栄養をエネルギーに変える効率が悪い」ということを指します。
このため、栄養が蓄積されて脂肪になりやすいという弊害もあるのです。
夏は基礎代謝が低下する
「汗をかくので、夏は痩せやすい季節」と思われるかもしれませんが、
実は夏が、最も基礎代謝が低下する季節です。
夏は暑いため、相対的に代謝が低くなり、体は冷えやすく太りやすい状態になってしまうのです。
夏は自律神経も乱れやすい
暑い外とクーラーが効いた室内との往復が増えるため、
体温が調節されにくくなり、自律神経の乱れが起きやすくなります。
また「暑いから」と冷たい飲食物をとることが続くと体の中からも冷えるため、
体は体温をどう調節したらいいのか困ってしまいます。
自律神経の乱れは「冷え」をさらに助長するため、夏場は特に注意が必要です。
基礎代謝を上げて冷え太り対策！
★体温調節の工夫をする
体温が1℃下がると、基礎代謝は約12%も下がるといわれています。
どんなに気温が高い日でも薄手の上着を1枚持ってでかけるなど、クーラーの効いた室内との温度差に備えましょう。
★シャワーよりも入浴を心がける
、シャワーだけでは体温が十分に温まらず、汗もかきにくいため老廃物がたまりやすくなります。
ぬるめのお湯にゆっくり入ると、体の芯から温められて血行が促進され、
寝付きもよくなり疲れが取れやすくなるなど、体にとっていいことずくめ。
毎日は難しくても、週に2-3回、もしくは週末に1回でも、
のんびりと入浴して体を温める習慣を心がけてみてくださいね。
★体を温める食材を取り入れる
冷たい飲食物の摂り過ぎに注意するとともに、ショウガをはじめとする「体を温める食材」を食事に取り入れましょう。温かいココアやほうじ茶、黒豆茶なども、体を温めてくれます。
健康状態を左右する基礎代謝ですが、加齢によって筋肉が減少するにつれて、どんどん低下していってしまいます。
体温を保ち、基礎代謝を上げるライフスタイルを意識することで、冷えやすく太りやすい夏の体をセーブしていきましょう。
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