8月20日木曜日。曇りのち雨。

今日も、朝7時の教会の鐘で、目が覚めた。やっぱり朝寝坊はできないな。。

今日は、夕方に移動なので、日中はザルツブルク市内観光。

午前中に、新市街のあたりをウィンドウショッピング🎶

近くの教会の壁にて。
{9DF889CF-D9C0-42FD-877E-9BE46E986C2A:01}


お昼から、旧市街を散策。

モーツァルトの生家。
このアパートの4階で生まれたらしい。

{931217A8-B90C-436C-9E00-282D27D78EF7:01}


キッチン。
{3410AA3A-CDBC-44D1-AC70-E28CD0901CF0:01}


リビングルーム。
{AF506E4E-E198-43FA-ABB6-B3895BC6E1D4:01}


音楽家の父親を持ち、小さい頃にその音楽の才能を見出されたウォルフガング・アマデウス・モーツァルト。父親とともに、小さい時から、コンサートのツアーについて行っていた。5つ上の姉もピアニストで、親の音楽の才能を受け継いで、かつ、英才教育を受けた姉弟だった。

ホーエンザルツブルク城塞。
丘の上にある、立派な城塞!
{3101EB35-CB21-42FE-818E-F7921F2EE4EC:01}


歩くならきつい坂を登って、40分かかるらしいけど、ケーブルカーなら、ほんの1分ほどで上に到着!
{1815CFB3-8892-4205-BA07-566196011505:01}


神聖ローマ帝国皇帝と、ローマ教皇の争いの中、ザルツブルクの大司教が11世紀に作り始めて、どんどん強固な城塞になっていったそうな。

何よりも、眺めが最高!

ザルツブルク市内を一望🎶
{8FA8821B-94A0-43BA-B64D-1239C187E10E:01}

{002FB350-D422-4F5E-997B-178535B25019:01}


つい何枚も写真を撮ってしまう!

ザルツブルクとは、「塩の城」という意味。
昔から、近くの岩塩鉱で採れる塩の取引で発展してきた街。
この城塞も、敵が攻めて来た時に、人々が中に立て籠もっている間、食べ物を塩で漬ける保存食があったために、かなり長い時間、籠城できたらしい。

約1000年にも及ぶ、大司教による統治が続き、その間に壮麗な教会や宮殿が建ち並ぶ都市に発展した。

大聖堂。
774年に創建。その後、17世紀にバロック様式に建て直された。
ウィーンのペーター教会やシュテファン寺院、メルクの修道院に比べると、質素だけど、その分、長い間、ここに住む信仰のあつい人たちが、通い続けている感じがする。
{AF673184-1BBB-4A81-BFF9-7EF43B8FC369:01}

{93E261B8-71AC-4138-8985-2A9A086B803D:01}

{68B66812-DDF6-43E4-AAEA-A8644F7FAD86:01}


近代美術館。
岩壁の上にそそり立つ建物で、岩山をぶち抜いて作ってあるエレベーターに乗って、一気に上まであがる。

やっぱり景色がきれい!
{CD4A868E-B867-451C-830D-DA519A10517E:01}



山があって、川があって、美しい建物が並ぶ。

住むには、私にはちょっと保守的すぎる感じがするけど、また来たい街🎶

美術館に入る時間がなかったので、エレベーターで行って帰ってきただけ。

今日は、このあと、大移動!

雨が降り出す中、車で約2時間のミュンヘンまで行って、そこから、飛行機でアムステルダムまで飛ぶ。

今日は、アムステルダムの空港の近くに泊まって、明日また移動。

この旅、最後の目的地に向かいます。。。

8月19日水曜日曇り。

朝7時に、街じゅうの鐘が一斉に鳴って、目が覚めた。この街じゃあ、寝坊はできないんじゃないかな。

今日は、湖沿いの街、ザンクトウォルフガングへ行く。

ザルツブルクから、車で約50分。

映画「サウンドオブミュージック」にも登場した、標高1700mほどの山、シャーフベルクへは、登山電車で行く。
麓に着いたのは、11:30ごろなのに、12時の便はもう売り切れ。仕方ないので、12:40の臨時便で行く。

乗る時間まで、近くのカフェで軽いランチ。

この電車で行く!♪( ´θ`)ノ
{C2487189-7F40-44A7-9097-A98B4C559D27:01}


線路に歯車がついていて、急な斜面を登るときに、馬力を発揮する!

山頂の天気は、このサイトで常時チェックできる。朝、見たときは、濃い霧がかかってたけど、晴れ女パワーで、なんとか晴れてくれないかなぁ。。。
http://schafberg.panomax.at

電車に乗って、約35分の旅🎶
{3892E77A-3346-43DC-A74E-0CD518B8B760:01}


進行方向に向かって、左側の景色がいいって調べておいたけど、列に並ぶのが遅かったみたいで、ベスポジ確保できず。。。

右側の席は、上の方にいくと、景色がきれいということだけど、何しろ霧が濃くて、何も見えない。。。(*_*)

山頂に着いたものの、何も見えない!本当は、360°パノラマの景色が見えるはずだったのに。
こういうのを見る予定だったのに。
{275AFBCA-9B7E-4BC2-8D38-D3086E5A6A6B:01}



実際は、コレ。。。

{653563B3-5A9E-402E-8460-1C6E8738356C:01}


{CA848A8C-6D71-4519-91E9-185DB36957AE:01}


しかも、めっちゃ寒いし、どうしようもないので、20分後に出る電車で下山決定。

今度は、行きと逆側に席を確保したので、ちょっとでも景色を楽しんで降りて行くのだ! 

{FDA74A8E-B026-402C-B4E8-F568A84FC33E:01}

{4A0992E0-3D06-46A3-A1A3-2D698E8CFAE1:01}

{F4DFA980-D819-4B47-B3D4-9DD5546F845A:01}


ウォルフガング湖。
{B39AE295-5786-4DFB-A739-6722AEF6F5C2:01}


白鳥もいる。
{D02F9DD9-49D9-4686-A74A-A4B000F152EF:01}


また車で、ザルツブルクに戻る。

着いたらもう夕方。

今日は、ザルツブルク最終日なので、なんとかコンサートを聴きに行きたくて、チケットをゲット!

8時からのコンサートの前に、街をぶらぶら&軽い夕食を食べにいく。

オーストリアに行ったことのある友達曰く、
「夏の音楽祭のザルツブルクは、タイムズスクエアみたいに人がいっぱいで、身動きが取れないわよ」とのことですが、タイムズスクエアまではいかないけど、確かに賑わってる。
{16CA4C76-D49B-420B-B8E4-E8CCEBD24D28:01}




マックカフェに、ケーキ用のショーケースが並んでるのは、オーストリアならでは。これこそ、ホントにマックカフェだよね。
{32D8F78E-3A20-450D-9E05-3389C977387A:01}


教会のそばのカフェで、夕食。
フィンガーフードというのが売りで、アイスクリームのコーンに、オードブルが入ってる。
これは、ちょっとスパイシーなコーンの中に、ハマチ、アボカド、キャベツなんかが入ってる。
オサレでおいしい!
{7E2FEC7C-B6E8-4CF6-8A96-13D6280C8C75:01}


お腹が満足したところで、コンサート会場である、ミラベル宮殿に向こう。
美しい庭を抜けて行く。
{E4C489E8-7FB0-47FC-AEB5-C586951057FB:01}


今日のコンサートは、モーツァルトとシューマン。
ピアノ、バイオリン、ビオラのうちの二重奏。
こないだのウィーンのコンサートは、観光客向けだったけど、今日は、ダイナミックで美しい演奏で、非常に楽しめた。
クラシックを生で聴くのって、贅沢だけど、やっぱりいいね~。
{7D61A830-1126-4C93-B02D-2248938254BD:01}


大満足の夜は、静かに更けていく。。。

8月18日火曜日。雨のち曇り、のち晴れ。

朝、外に出ると、しとしとと雨が降っていて、少し肌寒い。
ドナウ河を見下ろして、小鳥の声と風の音を聞きながら、バルコニーに座っていると、時を忘れる。
{45523CAA-7312-4023-B4F8-BCC1C18ECBB1:01}


朝ごはんを食べたあと、デュルンスタインの街を散策。
{7DCD107B-5565-47A8-A77A-4D1F7B2FBC85:01}


昨日の夕方は、死んだように静かな街だったのに、ドナウ河クルーズの船がついさっき着いたようで、船から降りてくる客で、街はにぎわっていた。

街の真ん中にある修道院へ。

景色はきれいだけど、言ってしまえばい、それ以外何もない街なのに、教会の中は、意外と豪華。
{75D86091-8301-4110-9C94-14C13F3DADF1:01}


亡くなった聖人の骨が着飾って祀られている。
{0C468235-871C-401D-BFE7-C83EF09243FB:01}


今日はさらに西へ。

高速道路に乗ると、道幅は日本のと同じぐらいなのに、制限速度130km、中には140-150kmぐらいで飛ばす車もいるから、どきどきして、手に汗かいてしまう。トラックもアグレッシブだし。

走っている車の、ナンバープレートに注目。EU加盟国は、似たようなプレートを付けているけど、左端のEUマークの隣にアルファベットがついていて、どこの国から来たのかがわかる。Aはオーストリア、Dはドイツ。中には、H(ハンガリー)、PL(ポーランド)、B(ベルギー)、M(マケドニア)、SK(スロバキア)のついた車もいて、走ってても飽きない。
大抵、時速150km以上で飛ばしてるのは、DかAの車だった。国民性が出るよね。

今日の目的地、マウトハウゼンまで、約1時間半。

オーストリアがナチスに支配されていた時代の、強制収容所。

街から離れた、とうもろこし畑の真ん中に建っている。

{787C4277-C163-4E2F-BF55-EA8CB6847172:01}

収容者用のバラックが立ち並ぶ。
{1ECDBEB9-83E6-4F94-AB91-093F6CAFC634:01}



ここは、花崗岩が採れる石切場のあって、戦時中、オーストリアやハンガリーの都市で、石畳や建物を作るのに、大量の石が必要だったため、ユダヤ人や政治犯、思想犯をここに収容して働かせた。収容された人々は、アウシュビッツのように、すぐにガス室に送られたわけではなく、石を切り出す苛酷な労働の末、疲労、栄養失調、衰弱などで死んでいった人が多い。
ここには、約19万人が収容され、少なくとも、9万人が死亡した。

これは、「死の階段」と言われ、囚人は一日の終わりに50kgの岩を肩に背負って、この階段を登らされ、登れない者には、上から石をなげつけられて撲殺されたり、射殺されたりした。

{B9E0DE73-689D-4BBF-BAF8-3528273BBB52:01}

{96F9F34C-F7B4-4A88-A924-EAF43B694B80:01}

{D85979A5-E10F-47D7-BADC-D14674DE1C69:01}


収容所のある丘の上から、ぐるっと車で降りていくと、14%の急斜面を下って、ようやく階段の下にたどり着く。
今は崖になっているこの場所、囚人たちが、石を切り出していった結果、こんな深い谷ができたんだろうか。

実はここにも、ガス室が存在し、ユダヤ人を始め、衰弱して働けなくなった人が殺された。
{0B0797ED-623A-464B-BF8A-C7FA343F9045:01}



衰弱した人を殺すために、この長い針のついた注射器で、心臓に直接、化学物質を注射した。未熟な医者がこの処置を施した場合、すぐに死ねなくて、もがき苦しみながら、死んでいくこともあったらしい。
{2948EEDC-CA11-4786-884A-20AB4582B109:01}



人体実験も行われ、死亡した囚人から内臓を取り出して、研究の対象にした。

収容所の周りには、電流の流れる有刺鉄線が張られ、監視塔からサーチライトで照らして、逃亡者を監視した。
{5B615CF2-1E54-459E-B36D-6F3ECB9B569E:01}


1945年5月5日にアメリカ軍によって、解放される直前には、ナチス親衛隊が成した数々の残虐な行為が表に出ないように、それを目撃した多くの人々を次々と殺害した。

アンネ・フランクの家で、アンネと共に生活していた夫婦の息子ペーター(アンネの恋人とも言われる)も、何者かに密告されてアンネたちと暮らした家を追われたあと、ここマウトハウゼンに連行されて、短い生涯を閉じた。Wikiによると、アメリカ軍に解放されたその日に死亡したらしい。

解放されたあとも、極度の栄養失調で、その後、数週間のうちに亡くなる人も数多くいた。

囚われていた人々の中には、親族がほとんど亡くなって、解放後も帰るところのない人も大勢いた。人手の足りていなかったオーストリアやドイツの大会社は、そういった人たちを多く雇った。自由を手に入れたものの、戦時中に多くのものを失った人々の労働によって、戦後オーストリアが発展していった。

ヨーロッパの近現代史を語る上で、避けては通れない、ナチスの負の遺産。今回の旅で、ちょうど途中に収容所があることを知って、ぜひ寄ってみたいと思った。ナチスが行なった、残虐な行為を、目をそらさずに学びたいと。
数年前に、広島の原爆ドームと資料館に行って、その凄惨さに涙があふれてきた。どうして、人はこんな残酷なことをするんだろう。
結局、戦争が人間をここまで残虐にさせるのであって、現代に生きる私たちは、過去のあやまち、つまり、戦争が、いかに人間に愚かなことを平気でするようにさせるかを学んで、二度と繰り返さない努力をし続けていかないといけないと思う。
こう言っている今だって、世界のどこかで、まだ人が殺し合っているのが現実だけれども、民族や宗教間のあつれきを、武力じゃなく、話し合いで平和的に解決していくことが、何よりも重要だと強く感じる。
過去から学ばないと、成長はない。

マウトハウゼンでは、見学時間2-3時間を見込んでいたのに、気がついたら、4時間半以上も経っていた。あまりにも多くの情報が、頭に入ってきて、少々パンク気味。

このあと、さらに西へ1時間半ほど走り、今日の目的地、ザルツブルクに到着。
観光どころか、ホテルにチェックインし、夕食食べて、寝るのみ。

今日はゆっくり休もう。。。