8月23日日曜日、晴れ。

今日も気持ちのいい天気🎶

この旅、最後のホテルの朝食。
最初の滞在地・ブダペスト以来、ほとんどのホテルが、バッフェスタイルの朝ごはんで、だいたい、数種類のパン、チーズとハムがそれぞれ5種類ずつ、スクランブルエッグにソーセージやベーコン、トマトやキュウリのスライス、色とりどりのピーマン、フルーツジュースが3種類程度、カットフルーツ、ヨーグルト、シリアルやドライフルーツ、ジャム、コーヒーと紅茶、などなどが並んでいて、好きなものを好きなだけ取って、自分でテーブルに持って行って食べるシステム。
中には、生玉子とボイラーが置いてあって、好みの時間だけ、玉子を茹でて、自分で引き上げて食べるというところもあって、半熟好みの私には、うれしいものだった。

朝食で、毎回楽しみだったのが、クロワッサン。さすが、主食がパンの国々だけあって、クロワッサンがおいしい!外がパリパリッとして、噛むとさくさく!中はバターがきいて、ちょっとしっとり。クロワッサンは好きだけど、外側のパリパリ度が足りてないとか、脂っぽいとかいう気がして、普段は食べないけど、ヨーロッパで食べるクロワッサンは、本当に美味しかった!

朝食は、昨日知りあった、アートショーのキュレーターをされたオランダ人の女性とご一緒した。
もともと、哲学を学んだというこの方。ハンガリーやアメリカにも住んだことがあって、中東の写真家のキュレーターもしているらしく、話題が豊富。自分と違う環境で生きている人の話を聞くのは、おもしろい。自分の世界も広がるし。

そんな刺激的な朝食のあと、9:46発の電車に乗るために駅へ。
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駅の中もよい感じ。ヨーロッパっぽい。
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無事に電車に乗って、また2時間強。アムステルダムのスキポール空港に向かう。

行きと変わらず、車窓からは、緑、ときどき、ウシ!ウマ!ヒツジ!、そして風車!停まる駅は、現代的なデザイン。農業、風車、そして現代建築、というオランダ的要素がぎゅっと濃縮して見られる電車の旅。
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日曜日の朝、アムステルダム方面に向かう電車は満員で、日本の帰省ラッシュの新幹線みたいに、デッキに立っている人も結構いる。

電車の中で、自分へのメモを兼ねて、
今回の旅を振り返ってみる。

・言葉
ハンガリーはハンガリー語、オーストリアはドイツ語、オランダはオランダ語。オランダ語は、ドイツ語と英語の中間みたいな感じ。
ホテルのトイレの3ヶ国標示を比較するとおもしろい。
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ハンガリー語は、ハンガリー以外ではあんまり使い道なさそうだけど、ドイツ語が理解できたら、もっと世界が広がるかな。
とか言う前に、少しかじり始めたスペイン語をもうちょっとモノにするのが先か。。。ラテン語から来てる言葉には、多少共通点もありそうだし。
オランダは、昔から貿易で栄えた港があったから、いろんな国の人の出入りが多く、昔、日本語含め、6ヶ国語を話せるオランダ人に会ったことがある。でも、グローニンゲンは、ほとんど白人の街だから、そこまで多様性はないかもな。
外国に来ると、いろんな言葉を話せるといいなあと思う。そんなに簡単にはいかないけどね。

・バスルーム
今回、各地でチェーンじゃない地元のホテルに泊まると、バスルームに置いてあるアメニティーを見て驚いた。まず、コンディショナー(日本でいうリンス)と呼ばれるものがない!
シャンプーだけで、しかも、「シャンプー&ボディーソープ」という両者が一体化したモノが置いてある!
こっちの人は毛深いから、頭皮も全身のお肌もひっくるめて、合理的に同じ洗浄成分で洗ってしまおうということか?じゃあ、髪の毛がバサバサになるやん!?日本の洗髪料メーカー各社がしのぎを削って宣伝してる、トリートメントが髪の奥まで浸透し、キューティクルを補修して、しっとりサラサラな髪に洗い上げます🎶とか、ないわけ!?
逆に、オランダに日本のコンディショナー持って行って、「艶が出て、天使の輪ができます🎶」とか宣伝して売り出したら、結構売れるかもね。

それから、棚の位置が高い!
タオルラックが高すぎて届かない!(*_*)
オランダ人はのっぽが多いからね。
もちろん、遺伝的なものもあるけど、小さい時から、乳製品とか肉をいっぱい食べているからかな。

・服と靴
靴屋に行くと女性用の靴の売れ筋は、サイズ40から42(25-26cm)。男性用は、これは、どんな巨人が履くんでしょう?という、私の顔の2倍はあるんじゃないかという長い靴が売っている。
服も、主流はLからXL。XXLも普通にある。辛うじて見つけたXSも、幅はゆったりめで、当然、腕や足の長さはオランダ人サイズ。買っても、15-20cmは切らなきゃいけないことは必至。まあ、これは、私にはもう慣れたことだけど。欧米でベルボトムや、裾にジッパーのついたパンツを買っても、すそ上げ時にすべて、切り落とされる。。。哀しき運命。

・機内にて
機内で、Selmaという映画を観た。キング牧師を先頭に、黒人の選挙権を求め、非暴力を貫き、アラバマ州セルマから、州都モンゴメリーまでデモ行進し、1965年、ジョンソン大統領の時に、やっと黒人の選挙権が認められるまでの道のりを描いたもの。

ヨーロッパに行って、世界中から来る多種多様な観光客に出会って、各地の歴史や文化を感じて、旅の最後に、自分の住む国、アメリカの50年前の歴史についての映画を観たあとに、ポンと降りてきたのは、当たり前のことだけど、人間って、皮膚の色や宗教が違っても、自由や平等を願う気持ちはそう変わらないってこと。
そして、50年前と比べて、この国・アメリカは前に進んでいるのか?ということ。映画の中での白人が黒人を痛めつけている映像を見ると、50年前の歴史を描いているとわかっていても、ここ2、3年で全米各地で起こる、黒人への白人警官の暴力の映像と、なんら変わらないように見える。
国や人が成長するには、とても長い時間がかかるってことは、ヨーロッパでもアメリカでも、日本においても、言えることだと、今回の旅で感じた。


・・・こうやって、いろいろ書いているうちに、もうすぐニューヨークに到着する。
今回、ただ中欧に行きたいと思って、そんなに深く調べずに出発したけど、行く国々の歴史や文化を肌で感じられて、とてもいい経験になった。自分の育った環境や、過ごしてきた経験から飛び出して、自分の知らない世界を知ることが、ただ純粋に興味深くておもしろい。こういう機会が持てたことに感謝したいと思う。
いろんな国に行けるのが、理想ではあるけれど、現実的に、そんなに行ける訳じゃない。幸いにも、いろんな人種の住むロスに住んでいるから、他の国から来た人がいれば、もっと積極的に話を聞いてみるようにしてみよう。そうすると、その人が生まれ育ったところを想像することができる。そういう想像力があると、その人と考え方が違っても、理解しあえるような気がする。。。


2週間、このブログにお付き合いいただいた方々、どうもありがとうございました。また近いうちに、お会いしましょう!( ´ ▽ ` )ノ



8月22日土曜日、晴れ。

ヨーロッパの北の方に来たから、寒いかなと思ったけど、気持ちいい陽気。20℃ちょっとぐらいかな。日中はもう少し、25℃ぐらいまで上がりそう。

今日は、午前中は観光🎶

昨日、ディナーを食べたレストランのある通りを歩くと、かわいいお店があちこちにある。

オランダ人向けのサイズはどれも大きいけれど、辛うじてXSを発見!
ここが、この旅最後の目的地なので、気が大きくなって、何着か服をゲット!

マルティニ教会の塔へ。
500年以上もそこに建っている、歴史ある建物。
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カリヨンは52の鐘楼から成り、グローニンゲンの街にその音色を響かせる。
上に登るには、急な螺旋階段をのぼって行くしかない!
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公開されているのは、251段、高さ56mまで。一番上に行くには、370段を登って、地上90mの高さに達するらしい。

上からは、グローニンゲンの美しい街が見下ろせる。下の広場には、移動遊園地が来ているみたい。

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時計の裏側。
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教会の中。
決して華美ではないけれど、美しいインテリアとフレスコ画がある。
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プリンセンホフ前の広場。
こういうのが、ヨーロッパっぽいんだよね。アメリカや日本には、どうやってもマネできない気がする。
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一旦、ホテルに戻ったあと、今夜の展示会レセプションの準備がある友達と別れ、一人で市内散策♪

マーケット。
野菜や果物、肉やチーズに魚まで。
いろんな種類のお店が出ていて、とっても活気にあふれている。
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魚のカマまであるし!
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街の目抜き通りも、すごくにぎわっている。(((o(*゚▽゚*)o)))

こういう、そんなに観光地化してないのに、活気に満ちあふれた街って、そうそう存在しない。
チャリを乗り回して、マーケットでモモ買って、カフェでお茶してると、なんだか、地元民になった気分。

日が傾いて、光が一番きれいな時間を、写真家たちは「ゴールデンタイム」と呼ぶ。ここでは、だいたい今の時期、7時ぐらいがその、ゴールデンタイムにあたる。

運河のあたりに射し込む光と、歴史ある建物、運河に浮かぶ船。
どれも絵になる!
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夕方、アートショーの会場にいる友達と合流し、他のアーティストたちと、ごはんを食べておしゃべり🎶

8時すぎに、会場をあとにした時、まだ外は明るい。さすが、緯度が高いだけある。
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今日で、ヨーロッパの旅が終わりだと思うと、さみしいなあ。。。

明日、アメリカに帰ります!



8月21日金曜日晴れ。

アムステルダムは、ザルツブルクよりかなり北なのに、気温はさほど変わらないか、むしろ、あったかいぐらい。

今日は、電車でオランダ北東部の街、グローニンゲンへ行く。
英語で書くと、Groningen。グローニンゲン、ニンゲン、人間。。。人間の街!?いやいや、オランダ語だってば。

でも、つい口をついて出てくるのは、

♪いいないいな~、にーんげんっていいな~♪

もしくは、
♪妖怪人間、妖怪人間♪

グロー人間、"人間の街"が、オランダに存在するなんて!(≧∇≦)
ちなみに、この街で一番大きい美術館は、Groninger Museum。「グロー"忍者"」みたいじゃない?

まあ、そんなことはどうでもいいんだけど。

今回ここに行くのは、同行しているアーティストの友達の作品が、グローニンゲンのギャラリーで展示されるのを見に行くためなのだ。

グローニンゲンまでは、アムステルダムから、2時間強。

アムステルダムのスキポール空港は、真下に電車が走っていて、市内へ出るにも、郊外や他の都市に行くにも、とても便利!さすが、これだけ大きい空港だと、利便性も素晴らしいね。

電車は、5分遅れでホームにやって来た。途中の乗り換えが2分しかないので、乗り継ぎがうまくいくか心配だったけど、気がついたら、定時のダイヤに追いついていた。よかった!

途中は、とにかく、牧草とウシ、時々畑。さすが、酪農王国!
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そんな緑いっぱいの牧草地を抜けて、グローニンゲンに到着!

ここは、さっきまで見てきた田舎とは違って、とてもエネルギッシュな街。大きな大学があるそうな。
街の周りを運河が囲んでいて、背の高い船が通ると、跳ね橋が上がる。
水の都、オランダだぁ~!

街の中では、とにかくみ~んな自転車に乗ってる!
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もちろん、自転車専用道もある!
久々に、こんなにチャリラー(自転車族)が幅を利かせてる街に来た。日本でチャリ通学してた高校以来かも。
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私も、ホテルでチャリをレンタル。
オランダ人はのっぽなので、150cmに満たない(しかも、足も短い)大人用の自転車なんてないかも、と心配したけど、なんとか、サドルを一番低くしたら、ペダルに足が届いた!地面には片足しかつかないけど、何とかなるわ。( ̄▽ ̄)

めでたく、自転車をゲットしたら、街を散策。
アートショーを主催するギャラリーに行き、それから、ショーの会場へ。

友達の作品は、"Security blanket"というもの。小さい子供が眠れないときに、その子お気に入りの毛布があれば、安心してぐっすり眠れるというのが、本来のsecurity blanketだけれど、昨今のテロ対策で、世界中でセキュリティーが強化される中、そういったセキュリティーに関するイメージを毛布に印刷して、違う意味でのsecurity blanket を作ってみた、というアート作品なのだ。

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北朝鮮の北緯38度線付近で警備する兵士とか、毒ガス対策用の防護服を来た作業員とか、いかついドーベルマンとか、そういうイメージを、とっても柔らかでさわり心地のいい毛布に印刷した作品たち。
観に来た人に、触れてもらえるアートでもある。

他のアーティストの作品も数多く展示している。今日は、明日のオープニング前の最終確認。

多少の修正をして、今日の任務完了!
他のアーティストの作品も、見て回る。主に、写真の展示で、あの蜷川実花氏の作品もあった。
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夕食に、地元のレストランへ行ってみる。
ここ、オランダでは、当然オランダ語が話されている。オランダ語は、英語とドイツ語の間ぐらいな感じだけど、ほとんど意味を推測できない単語もいっぱいある。
ここのレストランのメニューには、英語併記されてなくて、注文を決めるのに苦労した。ウェイトレスの人は、英語を話せるけど、彼女が来るまでは、何が書いてあるのか、ちんぷんかんぷん。(°_°)

でも、出てきた料理は、どれも美味!
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Bistro Vive la Vie
Martini 教会の少し南、Oosterstraat 39にあるこのお店。
クリエイティブで、食材の組み合わせが絶妙!
メインに選んだ鴨のディッシュは、メレンゲ仕立てのポテトクリームソースに、豆ペーストとたくさんの野菜たち。ポレンタとチーズのクルトン風の付け合わせもおいしい!
近くに行かれる際は、是非行ってみて!といっても、なかなか近くに行かないだろうけど。私も今度いつ来るかわかんないけど、

今日もよい一日でした。( ´ ▽ ` )ノ